今年最後の大移動、鈴木雄大さん開催のお祭り(!)に行ってきた。
さて、今夜のライブもUSTREAMという方法でwebにてリアルタイム配信されたので、ご覧になった方がちらほらいるらしい。 某つぶやき場では、実況まで登場して大盛り上がりだったとか。 まだ一度もUSTREAは体験してないなあ。 ご覧になった方でここへお越しの方は、ぜひ感想を残して行ってください。
そんな状況でライブの感想文を公開するのは、ちょっとばかり怖いなあ。 しかし、やっぱり書かなきゃ終わらないので、勇気を振り絞って(!)ちょっくら書いてみることにしましょう。 あんまり長いので、今回は2回に分けることにしました。
下北沢に来るのは初めて、いろいろぶらぶらして見たかったのだけど、結局到着したのは会場1時間ほど前だったので、あたりはすっかり暗くなっていた。 それでも、迷うことなく会場に到着できたのだから、上出来だろう。
会場内は、想像していたよりも広く、ステージ横に桟敷席まで用意されていて、ちょっと座ってみたい気もしたのだけどやっぱりピアノの前のあたりに陣取ってしまった。 一皿300円のお料理を3品をライブ前にささっと食しておいた。 ラタトゥイユとキッチュとポテトサラダ。 どれもボリュームがあっておいしかった〜。
あっという間に店内は満員になって、熱気に溢れかえっている。 ライブ前ってやっぱりドキドキするんだよね。 程なく鈴木兄弟のお二人がステージに登場。 鈴木弟さんは、雄大さんとあまりにていらっしゃいません。 白衣を着て、診察室にいらっしゃる姿は容易に想像できて、きっとこの先生に診てもらったらなんとなく快方に向かいそう・・・などと勝手な想像を早速してみる。 あ、鈴木弟さんの本業は、お医者さまなのだそうです。 外見はあまり似ていませんが、歌い始めると思わずおお〜とため息を漏らしそうなほど美しいハーモニーだ。 弟さんはとても優しいギターと優しい声で歌っています。 雄大さんの声もやさしいけど、やっぱりちょっとイメージが違うね。 でも、ハモるととても自然できれいなハーモニーになるんだ。 選曲も優しい感じで、3曲。 最初の歌、くまのプーとクリストファー・ロビンの歌で、なんだかその選曲がとてもほほえましく感じた。 聴いたことがある曲だけどタイトルが分からない。 だけど、クリストファー・ロビンとプーっという単語が聴こえたのでそうに違いないと思っただけだった。 ライブの後で、勇気を振り絞って雄大さんに教えていただきました。
さて、そのまま雄大さんは一人残り、続いて雄大さんひとりの時間。 クリスマスが近いので、選曲もずばりクリスマスがテーマだったのかな。 そうじゃないかと思っていたのだけど、今夜ご本人が"クリスマスでなければ歌えない"とおっしゃっていたのでやっと納得の「クロスビーのささやき」ピアノがとってもおしゃれでかっこよかった。 スローバラードがなんだかすごく心地よかった。 そしてこのパートでは、とってもうれしかった選曲があった。 「MEMORIES」 もううれしくってうれしくって。 まだ中学生だった当時、私はこの曲を雄大さんのように歌いたくて、何度も何度も練習したんだよね。 "君の知らない街で・・・"のあたりが特に気に入っていた。 あまり洋楽を聴かなかったんだけど、それでも1つ2つは知っていたよ。 その数少ない1つにTOTOがあった。 この曲のサウンドがなんだかTOTOを思い出させて、すごくかっこいいなあと当時、思っておりました。 何度も何度もレコードを繰り返し聴いたあの当時の気持ちが、今夜目の前で歌う雄大さんを見ていてよみがえった。 マボロシじゃないんだなあ・・・となんだか妙な感動をしてしまう。 今夜のこの曲のピアノでのベースラインが、頭の中で繰り返されております。 そのくらい今夜のラインナップの中では衝撃だった。
ステージ上で雄大さんはゲストのEyes'さんを呼んで、自分はステージ横の座席に鎮座。 私の左3つ向こうの椅子。 Eyes'さんは、横浜の桜木町で路上パフォーマンスをしているそうだ。 九州出身の彼女は、ある日ライブ後の雄大さんを訪れて、ライブの感想を熱く語ったそうだ。 「飛び方を忘れた小さな鳥」をライブで歌っているそうだ。 今回はギターのケージンジャーさんを伴っての登場。 オリジナル曲を3曲披露した。 その中でも「青空」という曲がなんだかちょっと雄大さんの曲のイメージに似ているなあと思ってしまった。 とても力強く、優しさに溢れている彼女の歌は、きっといろんな人を元気付けているんだろうなあと思う。 手先の表現と目力がすごい人で、なんとなく手話のできる人なんではないかと感じていたら、ギターソロのときに手話で話しかけていた。 なんて言っているのか聴きたかったのだけど、ライブの後、お姿が見えず聴く事ができなかった。残念。 最後に雄大さんがピアノで「飛び方を忘れた小さな鳥」をデュエット。 なんというか、すばらしい化学反応を見た。 Eyes'さんは、自分がソロパートを歌うときにアレンジをしていて、おおおっと思わず口の中で言ってしまった。 彼女の歌い方はちょっと雄大さんっぽいなと思った 来年、横浜BLITZで初のワンマンライブが決まっているそうだ。
お次のゲストは古賀いずみさん。 雄大さんはギターに持ち替えて、古賀さんと2人ステージの真ん中に立ちます。 古賀さんは、カズンの片割れの方で、この方もライブ後に雄大さんの元に訪れたのをきっかけに交流が始まったそうだ。 とてもきれいで濁りのない声。鳥肌が立ってしまった。 雄大さんが選曲したというトワ・エ・モアの名曲「空よ」 途中、ちょっと雄大さんにハプニングがあり、仕切りなおしはあったものの珍しい雄大さんの低音が聴けたという超貴重な1曲ではないかな。 それからカズンの「冬のファンタジー」 洋楽のカバーはよくされる雄大さんですが、邦楽カバーというのはあるけどあんまりない(なんじゃそりゃ)ので、こういう選曲もなかなか・・・そそるものがありました。 ふわっと優しい時間はあっという間に終わってしまった。
休憩の入らないライブだったので、区切りがとても難しいのだけど、まずはここまでとします。
今回のものではないですが、雄大さんとEyes’さんがデュエットした「飛び方を忘れた小さな鳥」を発見したので、興味のある方はどうぞ^^
それからやっぱり、この曲も^^
>>セットリスト<< ■鈴木兄弟[all A.Guitar]■ 1.House at Pooh Corner 2.Ol' 55 3.Ebony and Ivory ■鈴木雄大[all piano]■ 4.X'mas Time For Love 5.クロスビーのささやき 6.FREE 7.MEMORIES 8.君のシアワセ ■Eye's■ 9.Tears 4 me 10.青空 11.あたしがんばろう 12.飛び方を忘れた小さな鳥(With 鈴木雄大[Piano]) ■古賀いずみ With 鈴木雄大■ 13.空よ [Guitar] 14.冬のファンタジー[Piano]
2010.12.18(土)「Yudai Suzuki presents,The Twilight Before X'mas」(at Com.Cafe音倉) 「MEMORIES」 WORDS & MUSIC & PLAY BY 鈴木雄大
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