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セキララな思考。
安井 文
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2010年07月04日(日)
母の手

鈴木雄大LIVE『母の手』3日目にして最終日。
大阪は南船場のペーニャに場所は移る。
泣いても笑っても、今夜が最後なので、悔いのないように楽しむのだ。

ペーニャは、いつだったか忘れたけどやっぱり雄大さんのライブで訪れたことがある。
それはライブハウス入り口付近に到着してすぐに感じて、お店の中に入ったら核心に変わった。
ドアをくぐると、所狭しと張られている年季の入ったポスターが私たちを迎えてくれる。
その中に入ったとたんに、そのときのことがよみがえり"ああ、前にも来たなあ"とうれしくなった。



見覚えのあるキーボードはこの前のライブのときにも設置されていた様な気がする・・・多分。
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今夜はピアノじゃなくキーボードなんだなあ。
雄大さんの座るいすの斜め左後ろにギターが待っている。
昨日まではギターに持ち帰るときは、グランドピアノの後ろにセットされた座席までちょこっと移動をしていたのだった。・・・そういう重要なことを書き忘れてるんだなあ^^;
そんなわけで、今夜は場所移動しなくてもギターを抱えることができるようだ。

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ペーニャは夕べの神戸よりもさらにアットホームな感じ。
集まっているお客さんの半分くらいは、おそらくお店の常連さんだったんじゃないかなあ・・・なんとなく、そう感じるような暖かさを感じた。
雄大さんのいでたちも、今夜はかなりくだけてる。
ジャケットはなしで、黄色いだぶっとしたTシャツにアディダスのスニーカー。
帽子だけはいつもと一緒だったな。
控え室がないのか、ステージの端っこの席が雄大さんの控え席になっていて、こっちからもあっちからも様子は丸見え。
そういう感じがますますアットホーム度を増していた。

照れくさそうないつもの笑みを浮かべて雄大さんはキーボードの前に鎮座して、ご挨拶。
1曲目のためのクラップハンドのお願いのため、植木等さんの往年の名曲をちょっくら口ずさむ。
みんながそのテンポで手を叩き始めたら、ころあいを見て1曲目「KNOCK ON YOUR DOOR」がスタート。
3日とも同じスタートだったのだけど、回を追うごとに雄大さんの手際もよくなって行ったような・・・。
今夜も雄大さんの指先から躍り出る音たちはキラキラ光りながら空を舞っている。

ライブは2部構成で、前半7曲・後半7曲で、後はお客さんの熱気と雄大さんしだい。
今夜もほぼ前日までと同じ流れで、同じ位置の曲が入れ替わっていた。
さすがに今夜は、それらと違う曲はないんじゃないかと思っていたのだけど・・・・今夜もあったんだなあ〜。
あとで、大阪の友人が気がついたのだけど、今回はアルバム『Jerryfishとラブソング』からの選曲が多かった。
残念ながら今は希少価値でなかなか手に入れることができないアルバムなんだけど、「母の手」をヒットさせて、再販したいですねなんてことを雄大さんは喋っていた。

ピアノとギター、数えてみたらほぼ半分ずつ弾いてたんだな。
前半はピアノを弾く曲が続くので、なんとなくピアノの比率のほうが多かったように感じていたのだけど、そうじゃなかったのね〜。

なんとなく印象として、最終日の今日が一番雄大さんらしい感じがした・・・私だけかもしれないけど。
リラックスして、リズムも歌もふわふわな感じ・・・それは私が酔っ払っていたからかもしれないけどね〜^^;

今夜、雄大さんの演奏を聴きながら、私は改めて、こういう気持ちを幸せな気持ちっていうのかなあと思っていた。
大好きな音楽を生で体験できるなんて、昔は考えたこともなかった。
どこかへ行けば、その人の歌を聴けると、想像できなかったんだよね。
今は、自分がちょっと勇気を出せば大抵の場所へはいけるし、大好きな音楽人にだって直接感謝の気持ちを伝えることもできることを私は知ったんだ。
今夜はそんなことをふと思い浮かべながら、よりいっそう自分の中ではいろんなモノがオーバーヒート気味でありました^^;

そんな気持ちも手伝って、自分の中では若干もてあましていた最後の曲「母の手」で感情が一気に噴出してしまった。
後半になると、少しずつさびしくなっていたんだよね、その最高潮が「母の手」だったんだろうか・・・きっと考えてもわからない。

それ以上に生で聴く雄大さんの歌が私の中のナニかを揺り動かすすんだろうなあ。

それでもまだまだ聞きたくて拍手を送っていたら、間髪をいれずにアンコールスタート。
夕べと同じ「in my way, Day by day, Make my day」
今夜も私は椅子の上でもんどり返って声を出さずに歌っていた。
大盛況のうちに曲が終わり、拍手はやまない。
そしてもう1曲。
名古屋と大阪のどちらでも一番最後に演奏したのは「黙示録」
雄大さんのセカンドアルバム『YUDAI』のB面最後の曲。A面3曲目であった^^;
ちょっとさびしい感じのこの曲は、でも不思議なことにいつもほんのちょっとの希望の予感がする。
それは初めて聴いたときからずっと感じている余韻。
きっと雄大さんの声がそう感じさせるんだと私は思ってる。

楽しい時間の終わりは、ほんのちょっぴり寂しくはあるけど、いつも雄大さんの声の余韻が私にほんのちょっとの勇気をくれる。
3日間同じ場所で雄大さんの歌を聴いた人たちには今度いつどこで会うか分からないけど、ほとんどの人には自分たちが気がつかなくてもどこかのライブハウスでまた同じ時間を過ごすことになるに違いない。
そう考えると、なんだかちょっとわくわくしてくるんだよね。

さて、お祭りは終わり。
明日からはまた日常に帰るけど、ほんのちょっとのわくわく感を携えて一歩を踏み出そう。
気分しだいで、どうにでもなるからね。
この3日に出逢ったすべての人や事柄やものにありがとう!!!
雄大さん、本当に楽しい時間をありがとう!!
そして、また、歌を聴きに行きますね〜♪

さて、公約どおり、3日間すべてのセットリストをアップします。
興味のある方は、それぞれのコラムでご確認を。

<セットリスト>
----第一部----
1.KNOCK ON YOUR DOOR[Piano]
2.飛び方を忘れた小さな鳥[Piano]
3.I wish I’m on my way [Piano]
4.白日夢の街[Piano]
5.君の上にある空[Piano]
6.愛の唄[Guitar]
7.レイニー・サマー[Guitar]
----第二部----
8.Ribbon In The Sky(Stevie Wonder)[Piano]
9.Thousand Night[Guitar]
10.太陽の匂い[Guitar]
11.Only One[Piano]
12.君と出逢いみたもの[Guitar]
13.Mother(John Lennon)[Guitar]
14.母の手[Piano]
----アンコール----
15.in my way, Day by day, Make my day[Piano]
16.黙示録[Piano]




2010.7.4(日)鈴木雄大LIVE『母の手』(at大阪ペーニャ)

「母の手」
WORDS & MUSIC & PLAY BY 鈴木雄大