身辺雑記
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2004年09月03日(金) 昨日の話なんですが

母がものすごくご機嫌で帰ってきました。
TTR(RevolutionのR!)主催の公演3回目に行ってきたのです。
演目は「鵺」、おシテは京都観世流の浦田保親氏。
(私のセンセの兄弟子さんです)

で、この「鵺」が無茶苦茶良かったらしいのです。
一瞬たりとも目を離せなかったそうです。
退場される間際まで拍手が鳴らず
お客さん皆静まり返って舞台見てたんだそうです。

切能は主人公が化け物とか天狗とか鬼とかで
どたばたした感じの出し物なんですね。
お能というとゆったりした女の人メインのもの、
情感的で「幽玄」なもの、という印象があるらしくて
能会に行っても切能観ないで帰る人もあるくらい。

でも、良い切能はすごく面白いのです。
思わず拳を握り締めて心の中で
「よっしゃ、行けええ!」って叫んでたり、
お囃子にあわせて足を踏み鳴らしたくなったり、
感極まって涙が出そうになったり
そういう切能もあるんですよ。

うっとりと舞台に引き込まれるのも好きだけど
お話すっ飛ばしてわくわくしていられるような
そういう舞台も良いと思う。

能を知ってる人も知らない人も楽しめる舞台って良いよねえ。


卯月