時々日記な雑記帳

2009年07月25日(土) ---act.01

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携帯のサブディスプレイを確認する癖は
君のメールが原因だ

そこに表示される二文字の名字が
ずっと私を幸せにしてくれていたんだ

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kotokire


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はっ、としたんだ、たぶん。

なんて的をついた文章。


そしてこの人は、とても繊細な文章を書く。


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ただ、最初は好奇心だったんだ。

おもしろそうだなあ、という純粋な好奇心

きみに会える、といういささか不純な動機

飲みの席や雰囲気、あとお酒も嫌いじゃないし、という言い訳も添えて。


(全部本当だけど。)


つくづく、自分の中に混在する思考構造に、呆れるやら困るやらで。


とりあえず、ただ楽しんだ。

それだけだったんだ。


***


気づかなかった。

コレは、本当。

自分が何をしたかなんて覚えていない。
むしろ、何もしていないはずだ。

ただ、後日やたらしつこく来るメールで、もしやと思った。


気づかない振りをしよう。
面倒くさいことになる前に、受け流して、それとなく消えよう。


しかし、相手はしつこかった。



そんなときに、きみからのメール。


最近まめに連絡を取り合っているのは、きみも一緒だった。

しつこい例の相手よりも、ずっと前から。


だけど、何の不安も面倒臭さもない。


ばれない様にするつもりだった。

その人はきみの友人(一応)だし、迷惑はかけないようにしようと思ってたんだ。


けど。


少しだけ、おもわず送ってしまった信号を、きみは感じ取った。

勘の鋭いきみ。

わざわざ電話をしてきてまで、状況を聞き出してくれるなんて思わなかった。



どうしたの?


その声が穏やかに聞こえたのは、きっとすこし不安だったからに違いない。

メールだったら冗談めいて話せもしただろうけれど。

予想外に、安心できた自分がいた。


あのね。。。



笑いながらでも、ちゃんと話を聞いてくれて

なんとかするよと言ってくれて

でも、悪い気がするなあ(きみにも、今更だけどその人にも)

とつぶやくと


いいんだよ、きにしなくて


そう耳元に聞こえてきた声が、また何か、




+++

酔ってるのか、メールで簡単な報告と少しふざけた文章

交渉成立


そんな感じの文章が来た。


ありがとう

そう送ろうとしたとき、電話が鳴った。


ディスプレイには、きみの名前。






もう、これで大丈夫だよ



冗談を言いつつ、笑いながら話す合間合間の、真面目そうな声。
(そうな、は失礼か)

もてるんですねえ、と言ってきたけど

そんなんじゃないよと笑って返した



きみは、友達

大事な、友達


***

いつだったか。

電話は苦手なんだよね、と言っていたきみを思い出した。


そのときもメールでよくやり取りをしていたけど

あたしが文章を打つのが面倒になって電話をしようとしたときだった



数年前の、話。

今は、きみからの着信履歴があって、あたしから発信した履歴はほとんどと言って無い。


***


じゃあ、料金は郵送でも振込みでもいいんで♪


そうふざけて笑う声が聞こえる。

架空請求だと言うと、なんてやつだと言われた。

身に覚えのある請求ですけどね、と言ったら

また笑ってた。




じゃあ、ありがとね

またね



そういって、電話を切った。


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こんな日が来るなんて、思わなかった。

ただ、あたしは繋がりさえ切れなければいいと思ってたから。


繋がりが切れてしまうかもしれない、と閉じ込めていた言葉を
いまひとつはっきりとしない言い方だったにせよ、伝えてしまった日


そのときも、伝えさえ出来ればいいと思った。

そして、ただこの繋がりさえ切れなければ、それだけで、


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(そして、少し贅沢を言うなら、あたしにしか出来ないことを、きみにしてあげられる存在になれたらいいなとおもってた)

親友、であれたなら、それでよかったの


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たとえば、きみがあたしに望むことが

親友としてのことではなかったとしたら


きっと、もう今は叶えてあげられないかもしれない


きっと、あたしはその立場に立つ勇気は無い。


だから、あの時もきみのことを待つ、とはいえなかった。

だから、待たなかったのかもしれない。


待っていればよかった、とも思ったけれど。



きみがどんな人か、もう数年前に分かっていたはずなのに

きみのずるさも、やさしさも


分かってたはずなのに


落ち込んだり、寂しくなったり



上手くいかなくて、何度もどうしようかとおもった。


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花火大会、行こう?



最近良く会ってる。
良く連絡も取って

良く顔も見てる。

良く遊んでる。


そう言われたとき、一瞬何かがよぎったけど

見えないことにした。
気づかない振りをする。

よぎったわけだから、なんだったかなんてわかんないし。



とりあえず、きみの親友としてはまずまずな感じかな。


(ラインを超えないように。)


***

楽しければいいんだ、なんだって。


きみなら、まあ少し面倒くさいくらいなら我慢できるって話なだけで。

ただ、ずっと続くかどうかはわかんない。


友達だから我慢できるって事だって、あるわけで、さ。

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じゃあ、やりくりしてみるよ、
あんまり期待はしないでいてね。


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いつまで続くかわからない、ごっこあそびみたいな


友達にもやきもちを焼く事だって
きっとあるに違いないけど





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