うちの猫が自業自得で怪我をしたのは10日程前のこと。 歩行困難になるほど足が痛そうだったか、膿が出るのを待って経過観察していた。 たいてい動物は具合が悪いときは食事をせず暗がりで寝る。 私もそうなのでよくわかる。
なのでちゅーるを水でゆるめて指で与え続けた。流動食みたいなもんだ。 5日程過ぎた頃にようやく膿が出た。 動物なので彼らは自分でなめて治す。
私は食事と水分とトイレと毛繕いの面倒を見るのみ。 で、現在傷口は丸く開いているが膿は出尽くし、腫れもひいたらしく階段もほぼ軽快に上り下りし、椅子や私のベッドにも上れる。順調な回復だと思う。
私は猫に対する治療目的の病院へGOという選択は 「めっちゃ高熱」か 「抵抗できんくらいぐったりしとる」か 「縫わないとヤバい怪我」または 「立ち上がれない状態」あたりと思っている。
病院大好き他人大好き犬猫なら別だが、うちの猫はよその人もよその家も場所も恐怖の対象でしかない。 痛みに耐えているときに、無理して連れていこうものなら暴れて暴れて抵抗してよけいひどいことになるのは火を見るより明らかというもんだ。
自分が不安だから、怖いから、安心したいからってんでくしゃみひとつで病院に連れていきまくっている人もいるだろうが、人は人、自分は自分でやらせてもらってる。
なので24時間体制で経過観察をし、膿が出きったところからの回復状況を見てようやくひと安心したところだ。
そして猫は元気になったとたん脱走を試みる。アホか。どれだけ厳重にしても外の雌猫の誘惑に心乱されまくっている。この色ボケ猫が。まあ、仕方ないわな。男だもの。
自業自得で具合悪くなってる旦那も同じ過ちを何度も繰り返す。 ボケ老人と猫は同レベルなんだな〜とつくづく思う。
旦那の介護だけじゃなくて猫の介護までする羽目になるとは、思いもしませんでした。 令和5年2月22日猫の日、ようやく椅子やベッドにジャンプでき、カリカリもしっかり食べてトイレもしっかりひとりでできるまでに回復記念日となった。ほんともう勘弁して。
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