| 2022年03月31日(木) |
ひとつじゃない答えの向こう側。 |
私が掃除や片付けやDIYをするたびに猫が覗きに来る。 私の腕の間から首をつっこんでまで手元を覗こうとする様子に、何か懐かしい感覚だなとふと思う。
脳裏に蘇るのは2才頃の息子。 くっついてきては邪魔してくれていた あの抱っこ虫の甘えん坊の泣き虫は 卒業式を終え4月から社会人。
ミキハウスとかカステルバジャックを着せられお手々をつなぎ ヨチヨチ歩いてたボクちゃんが今は、 「よ・う・ふくの青山」に行き 王道フレッシャーズな奴を買い揃えている。 自分ひとりで。
がんばれ青年。 楽しめ青年。 人生はわりと長い。
いけいけ青年。 GOGO青年。 社会も大人も首突っ込んで見れば結構自由で無限で面白い世界(要主体性)。
だからビビるな青年。 臆すな青年。 堂々と胸を張れ。
だって君が選んだ道じゃないか。 スタートラインに立ったんならとりあえず歩いて走って飛んだり跳ねたりスキップしてみりゃいいじゃないか。 その先に何があるのかなんて誰も知らないけれど ひとつひとつ目の前の仕事に向き合ってこねくりまわして、誰かの役に立つだろう何かにしていけばいいじゃないか。 人生の答えなんてひとつっきりじゃないんだから ひとつじゃない答えの向こう側なんて、たどり着いてみないと見えやしないんだから。
さあ 君はお江戸の民となれ。 ソメイヨシノの如く咲き ミヤコドリの如たくましく。
振り返らず駆け抜けていけ。 君が振り返らなくても気付かなくても、我々は永遠に君の応援団だ。
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