私は解体及び建築現場を愛でるの好き。←重機、足場好き。
こないだは足場撤収現場を通りかかり、少し離れてわくわくと愛でていたら現場先輩らしき兄さんが上で作業している後輩に声をかけた。
「○○ー!(←名字)✕✕を△△して下ろせよー」 「・・・い」←存在が確認できるレベルの返事 やがて降りてくる何かを見つめて先輩が小声で 「・・・違うし」 隣のもーひとりの先輩とか笑ろてるし。 やがて先輩が大声で言った。
「あいちゃーん?あのねー、✕✕を△△して下ろしてくれるーう?」 って言ったあと彼は「・・・って俺はママかwww」と自分で突っ込んでいた。
私は声がでないよう大口を開けて息だけで「カハッカハッ」と笑った。このときほどマスクをしていて良かったと思った日はなかった。
先日はウチにとある工事の為先輩後輩コンビがいらっしゃった。 「○○くん、外に出てあれをこーしてあーして、できたら外から声かけて」 「・・・す」←息が漏れたようなかそけき返事 「○○くん、できた?まだ?」 「・・・・」 「・・・・」 「・・・・」 「○○ーーー!できたー?」←大声 「・・・・」 「頼むから声を出して返事をしてくれ!」 「・・・す」
私は聞こえていないふりをして無言で爆笑するのに激しく腹筋を使った。
こっちに引っ越してきた初日には某ケーブル工事に3人いらっしゃったが、このうち一番若い子は、先輩から指示されるたびに「はい」でなく「えー」というのでもうおかしくておかしくて私は酸欠になりそうだった。
そしていずれの先輩もみな菩薩または修行僧のようにこれを許し根気よく指導している。私には絶対に真似できない。←私が先輩だったら絶対雷神になってる。
現場先輩ほんとうにご苦労さまです。 コロナやインフルが流行ろうがなんだろうが、建設現場も解体現場も電気ガス水道工事も工場も止まることはありません。返事をしない後輩を怒鳴ることも蹴り上げることもなく、平静を保って指示し進めていく先輩方には感動しかありません。
そして返事をしない若造。 お前、私の部下じゃなくてよかったな。今を幸せに思え。
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