私の大好きな姪っ子が 今日、小学校を卒業する
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自分の卒業式を思い出した 女子が泣いてたんですよ 「今日の日はさようなら」とか歌ってるときなんて もう女子の列はすごいことになってました
しかーし
ここに泣けない女がひとり
しかも
「なんで泣いてんだみんなして。また同じ中学で顔つきあわせるってのに」
と心の中でつぶやきつつ とりあえず周りの目もあるんで 自分もなんか感動してるそぶりなんかしたりして
役者やのぉ〜
と思ってましたよ、自分で自分を。
だけどみんなバラバラになる中学の卒業式でも高校の卒業式でも 私は周囲だの後輩だのが号泣している中で ひとり とりあえずみんなと同じ気持ちであります的な言動をしつつ 心の奥底では
「何故そこまで大げさに泣く?明日断頭台にあがるわけでも出陣でも特攻に出るわけでもないのに?これで生き別れになるわけでもないのに?不治の病にでもなったわけでもないのに???」
と 甚だ不思議に彼女らを眺めていたのでありました
心も思い出もへったくれもない少女でしたな
私の前にはいつだって現実しかないのです
さて 今日、姪っ子はどんな気持ちで卒業式迎えたんだろう 楽しい日も そうでない日も 頑張ったり 頑張らなかったり 褒められたり 叱られたりして 六年間過ごした小学校を
姪っ子が卒業するんだと思うと 自分のことでは感動しなかったのに 彼女のことでは感動してしまう
たぶんほら ひとりひとり立ったりして
「たのしかった学校生活!」 「やさしかった先生!」 とか 心にもないような台詞満載の 卒業式名物・わけのわからない呼びかけ芸をやるんでしょうが まあ あれも小学校指導マニュアルの一環かつ珍奇な日本の伝統芸として 今後も続いていくんだろうなあと
またそんな穿った見方をする四十路ったら 庭で洗濯物を干しつつ ポカポカ陽気で黄砂まみれの汚染空気を気持ちよく肺に吸い込んで咳き込みながら 姪っ子の卒業に思いを馳せるのでありました。
まぁちゃん、卒業おめでとう。 お祝い金は銀行振込しておくから。
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