| 2004年01月16日(金) |
子宮筋腫ぶっちぎりReport 前半 ※手術覚え書き |
ええ歳ぶっこいた女性には たいていありがちな良性腫瘍の一つ「子宮筋腫」 普通はコレがあったとしても 経過の良い場合がほとんどですが 運悪く私の中にできたそやつは 私に過多月経&二人目不妊という うんざりするよな症状をもたらしやがりました。 てなワケでこの度の 筋腫発見から手術までのReportを つらつらぶちかましてみようかと思います。 どすこーい。
【奴の名は子宮粘膜下筋腫】
2002年秋頃から、妙に生理が長引き始める。 量はふつう。貧血などの症状無し。 2003年春より立ちくらみ、体の痺れが徐々に発生。
同年6月、痺れがひどくなり歩くのも辛くなる。 整形外科、神経科にかかるも原因不明で医師も首をひねる。 生理が2〜3週間続くようになる。 量もそーとーひどくスーパータンポン&ナプキンの夜用スーパーを使用しても30分と持たず、外出先では何度もトイレに駆け込む日々。 激しい出血量の日が一週間以上続き、貧血で連日目の前が真っ暗になる。この症状は10月まで延々と続く。
【婦人科クリニック受診】
2003年6月 内科で血液検査をしてもらった際、貧血がひどいということで鉄剤を処方してもらう。 こりゃやっぱ婦人科だろおい、と覚悟を決めて婦人科受診。 ついでに二人目不妊の相談もしたかったので、博多駅近くの不妊専門クリニックに予約を入れる。
2003年7月 1月から記入してきた基礎体温表を持ってクリニックへ。 問診、内診後に医師から「過多月経は子宮粘膜下筋腫が原因。場所が場所だけにこれも不妊の要因の一つになってると思われます」と言われる。なるほど納得。
この医院の先生ってば詳しく説明してくれて好感度大
先生が言うには、できればこの筋腫を切除したほうが、過多月経なんて症状も無くなるだろうし、ひどい貧血も改善される。あわよくば妊娠もしやすくなるとのこと。 そして「今は開腹せずに済む手術もあるので、その気があるなら手術が受けられる病院を紹介します」と言われ「是非!」と身を乗り出す私。
【大学病院婦人科へ】
紹介状を書いてもらったものの、子供の夏休みを私の通院でつぶすのもかわいそうだし、どうせ手術するなら大殺界過ぎてからがよかろう(←結構いろいろ気にしているらしい)との考えから、のばしのばしにして初受診は10月 となる。
※が、今思えばとっとと病院にいっておけばよかったと後悔。
8月、9月の生理は想像を絶する激しさで、スーパータンポンにナプキン夜用スーパー併用でも15分持たない日が一週間以上続く。 この間、出かけるときはバッグの中に生理用品ばかり山のように持ち歩くハメに。 夜は何度も起きたり、布団の上に使い古しのバスタオルを何枚も敷いて寝る日々。 鉄剤手放せず、肉食いまくり。
2003年10月 ようやく大学病院受診。 膣から子宮内部へ内視鏡を挿入して行う手術が可能かどうかを調べるため、毎度毎度検査の日々。
【手術までに受けた検査】 内診、エコー、血液検査 子宮に水を入れてのエコー(←結構痛い) MRI(←音がうるさい) 子宮卵管造影(←やたらと痛い) 尿検査、心電図、レントゲン
※併せて女性ホルモン(エストロゲン)抑制剤「ナサニール・点鼻薬」での治療をスタートする。 この薬が高いのなんの。しかも副作用でカーッと上半身があつくなったり、頭痛がしまくったり、イライラしまくったりと、タダでさえ短気なのに余計に短気な凶暴更年期三十路となる。でもこいつの効き目は絶大であったこと を後ほど知ることに。
2003年10月下旬 検査の結果、医師の判断は「下から手術できそうですね」 やったー!おもわず[勝訴]の紙を持って診察室から走り出たくなるが、ぐっとこらえる。 手術希望日を聞かれたが、「年明けにお願いします」とついつい細木数子の脅しに負けて延期してしまう。 その間ナサニールでの治療を続けることに。
【入院当日】(2004年1月15日)
入院の日を迎える。ノーメイクで出発。 10時までに受付だったので子供の弁当を作って幼稚園まで送り届け、夫の運転で病院へ。 子供のお迎えは夫に行ってもらい、翌日は休ませる旨を連絡帳に書き記す。
■自宅から持っていったもの
パジャマ、スリッパ、ガウン、下着 耐熱カップ、ティースプーン、割り箸5本、台拭き インスタントコーヒー、プーアル茶のティーバッグ バスタオル、タオル、ポケットティッシュ4個 歯ブラシ、歯磨きコップ、髪を結ぶゴム1本、ドライヤー ナプキン、化粧品、本、手帳、ボールペン、印鑑。
■病院で購入したもの
T字帯(いわゆるフンドシ) 中パット(お産用のデカいナプキン) ストロー付きコップ(楽のみの進化系) テレビカード(一枚千円、余りは返金可能) 洗顔フォーム ファブリーズ スポーツ新聞(←読むなよ)、テレビブロス(←買うなよ) 山本周五郎の文庫本。 ■持って行けばよかったもの
前あきネグリジェ (※手術後、術衣からこれに着替えるため必要。尿道に管が入ったまま一日過ごす上、術後出血のチェックなどを看護師さんがするためズボン式のパジャマでは不便ってな理由。家にはあったが押し入れから探すのが面倒で持っていかず、病院から昔の囚人服のようなボーダーのやつを一日レンタルした。持ってなかったらレンタルでじゅーぶん)
髪を結ぶゴム2本(手術の際、髪が長い人は二つに結ぶ必要がある) 体洗い用のタオル(これは完全に忘れてた。盲点) 病院到着後 入院手続きを済ませて部屋に案内される。 受付の際、個室を希望していたので前金4万円を請求され支払う。
パジャマに着替えて夫としばしくつろぐ。 しかし病室特有の臭いが気になり、売店でピンクのファブリーズを購入。 カーテンやベッドに吹き付けまくり、ちょっと一安心。 しばらくして主治医の先生、担当の看護師さん、大御所の看護師さんが挨拶にくる。 主治医が女医さんだったので妙に照れる。(←実は婦人科の女医さん初体験の三十路) その後カンファレンス室にて夫と共に手術の説明を受け、同意書にサイン。 お昼が近いので夫と病院の食堂でランチをとる。(この日の食事制限は夜からだったので昼までは自由だった) 夫はカツカレー、私はエビフライカレーを食す。完食。 その後、夫帰宅。
病室に戻り、食後にコーヒーを入れて飲んでいると、担当の看護師さんからシャワーを浴びるように言われる。
洗髪は朝自宅で済ませていたので、シャワー室のボディーソープを拝借し、体だけ洗う。 その後、内診、採血、体温・血圧測定、身長・体重測定。 このときの内診で、当初3センチあった筋腫が1センチ程度に縮小していることを告げられる。 女性ホルモン抑制剤での治療が効果的だったことになるほど納得。 更年期になって生理があがると筋腫が小さくなるという説明もこれで納得。 しばらくして病室に麻酔担当の先生(これまた女医さん)登場。知的美人。 明日の手術の際に受ける脊椎麻酔についての説明を受けた後、承諾書にサインする。
※脊椎麻酔は帝王切開の際に受けた硬膜外麻酔と似たようなものなので経験済みにつき疑問質問無し。
ちなみに双方とも背骨の間から針を刺して脊髄あたりに直接局所麻酔薬をいれる方法。帝王切開のときの硬膜外麻酔は、脊髄を包む硬膜一歩手前に注入する。
その後、担当の看護師さんか生活習慣調査を受ける。嗜好品、睡眠時間、家族構成その他もろもろ。 ウケたのは「ご自分の性格は?」という質問。「B型」と答えると困惑しまくっていた。 この看護師さんがまたとても愛嬌があっ てかわいい性格良しのお嬢さん。いい嫁になりそうなタイプ。
小一時間後、再度主治医に診察室に呼ばれる。 前処置として子宮口に「ラミナリア桿」という海藻でできた細い棒状のものを入れる(←こやつもまたケツが踊るほど痛い)。
この処置は �ー蟒僂虜櫂棔璽襯撻鵑�らいの太さの内視鏡を子宮内に挿入するため。 �∋笋�帝王切開での出産しか経験しておらず、自然分娩経験者でないので子宮口が狭い、固いため。 ��ラミナリアを子宮口に入れておくことで、自然と水分を吸収して膨らみ、手術に必要なサイズまで子宮口を拡張してくれる。 ・・・といった理由で必要なものとのこと。
※以前、妊娠12週で流産した際も同じ処置を受けた記憶有り。
この処置の間中、主治医の女医さんが「痛いでしょ、ごめんなさいね、ごめんなさいね!」と言っていたのが妙におかしくて吹き出しそうになる。 看護師さんは足先で声にならない痛みを表現している私に気づき、何度も足をさすってくれていた。 みんな優しい人たちだ・・・。
処置が終わるとそれ以降やることもないため、ベッドの上で読書にふけっているところに担当の看護師さん登場。 「これから先生の回診があります」と言うので「はーい」と本を閉じつつ答えると、「最近は回診と聞くと白い巨塔の影響で、いきなりベッドに正座される方も結構いますけど、そんなことされなくてもいいですから」と真剣 に念を押され、おもわず爆笑。 やがて回診軍団ぞろぞろやってくる。 ボスは主治医の説明よりも私が読んでいた山本周五郎の小説のタイトルほう が気になっている様子。 ちなみに「赤ひげ診療譚」にあらず。彼もこの手の小説が好きなのだろうか。気があいそーじゃん(←こら)。 ボスからも励ましの言葉をいただく。
その後、診察からお世話になってる先生が登場。 この先生が総合プロデューサー。明日よろしく頼みます。
午後6時 夕食が運ばれる。メインはクリームシチュー。 他にお菜1品とお新香、フルーツポンチ。明日は一日絶食なのでしっかり食べる。味、微妙。
食後にコーヒーを入れて就寝まで読書にふける。
何度か夫から電話が入る。 寝ようとしない息子に手こずっている模様。 明日までの辛抱だ。がんばりなさい、夫。
午後9時頃 下剤(錠剤)を飲む。
就寝前、隣室の人が何かを移動させているのか、やたらといつまでもガチャガチャギーギーうるさいので、ついつい壁をどつく。(←病院でも鬼)
鬼のまま後半へ続く。
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