灯莱的枕草子
木更津灯莱



 こんなにも

こんなにも、こんなにも一人の人に涙したことあったかしらってくらい。

最近ハリポタが私の中でブームです。
いや7月の段階で全部読み終わっていたんだけども。
最近またふっとブームがきたのです。

そんでもう、私は7巻を読んだときからもう泣かされっ放しなのです。
スリザリンの萌え袖のあの人に!(笑)

あ、普通に最終巻ネタバレです。以下注意!


もう今日スネイプ先生についてで3時間くらい泣いた。
すげーいいセブリリ読んで。

つかもう、原作がこうである以上スネイプ先生の夢が読めないんだ…どこかでふっと冷めるというか。

しかしまあ7巻発売日以降の親世代の二次創作はガラリと変わりましたね!
そりゃそうなんだけども。
私は未だにスネイプ先生がハリー母を「リリー」と呼ぶことに違和感を覚えています。公式なのにwwww
びっくり展開すぎて…神様(ローリング氏)すげえ、と思う反面。
やっぱり幸せになって欲しかったな、先生。
生きてて欲しかった。でも生きてたらいけなかったんだろうな。

というかリリーに絶交されたあの日から、彼はずっと死んでいたんじゃないかと思うのです。心が。

どうして神様は彼の人生をこんなに過酷なものにしたんだろう。
スネイプ先生の思いを知ってから、実はハリー・ポッターはひとりの女性を愛した二人の男の物語だったんじゃないかと思えてなりません。
牡鹿ほとんど語られてないけど!ヴォル様なんかなにそれおいしいの状態なんだけど!(笑)

先生は天国でリリーに会ったらまず謝ると思う。
「あのときはごめんね」って。
それだけなの。
たったそれだけなのに、あの一言で彼の一生はこんなにも変わってしまった。
切ないです。
偽って偽って、本当に大切な気持ちはずっと底に秘めて。

大っ嫌いな男の姿だけど大好きなリリーの瞳を持つ宝物。
その瞳にずっと嫌悪され続けるのって、どんな思いだったんだろう…

「私は君を助けたい、守りたい、愛してる」
宝物であるハリーに言いたくても言えなかった。
素直に言えて堂々と守れるリーマスやシリウスがどれだけ羨ましかったか。

あー…言いたいことまとまらん。
スネイプ先生筆頭に親世代が幸せならそれで!

シシーに相手にされずに落ち込むルシウス先輩とポッターに追いかけ回されるリリーを見て気が気じゃないセブを傍目で見て「恋なんて…」とか思ってるレギュラス。
そんな親世代が大好きです!


2008年10月22日(水)
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