| ア イ デ ン テ ィ テ ィ 。 by胡桃。 |
| 2004年11月25日(木) お里帰り。 |
| 火曜日から。片道4時間かけて。 1人でお里帰りしてきました。 ケンカ?いやいや。 結婚式場でのヘアの打ち合わせと衣装の再見立てが。 水曜に入っていたので。今回は1人でのんびり帰省でした。 今日帰ってきました。 旦那と一緒に帰る実家と。1人で帰る実家は。 また全然違った感覚があって。 旦那と一緒だと社宅を出る前からひたすら時間に追われるんだけど。 今回は気持ちと時間に余裕があったので。 すっごい気分転換になった気がします。 甥っ子といっぱいいっぱい遊べたのが何より嬉しい。 戦友Y子さんのおばあちゃんが先週に亡くなって。 お葬式に出れなかったので。 火曜日は実家にちょっと寄ってすぐ。Y子さんちに行きました。 Y子さんが私の顔を見て泣き出して。私も泣いてしまった。 妹のMちゃんも来ていて。 最後はおばあちゃんの祭壇を前に。 Mちゃんの笑い話でみんなして爆笑。 Y子さんのママちゃんが時折覗きに来て。 『なんだってにぎやかだこと。笑顔が何よりの供養だね』と。 遺影のおばあちゃんは。Y子さんちに遊びに行くと。 いつも茶の間の指定席に座って。時代劇を見ていた。 そのままのおばあちゃんで。 本当にね。本当にね。かわいらしいおばあちゃんだったんだ。 電話した時『もしもし』って出るおばあちゃんの可愛い声を。 私は今でもすごい鮮明に思い出せる。 Y子さんは笑ってたけど。 でも。顔はやっぱり疲れたような暗いような表情で。 肉親の死は痛いって。顔が物語っていた。 おばあちゃんは。元気な時に家族全員に直筆の手紙を残していたそうで。 Y子さんは『くうちゃん(←私)だから』と。 その手紙を自室からわざわざ持ってきて。見せてくれた。 祭壇のおばあちゃんに。 『ゴメンねぇおばあちゃん。見せていただくね』 断って。見せていただいた。 本当に素敵な手紙だった。 私。今まで生きてきて。あんなに素敵な手紙を見たことない。 読みながら。とたんに涙が溢れてきた。 Y子さんもそれを見て。また泣いてた。 涙腺は緩みっぱなしで。 Y子さんは本当に頼りなげで。 肉親の死は本当に痛い。 |
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