最近の自分の働き方を今まで自分がしてきた仕事と比べて
労働ってこんなに穏やかな気分でするもんだっけ?と
不思議に思うようになった。
今が治療中で、私がリハビリ中の身で、本当の意味での
私の稼ぎや労働力なんか誰もアテにしていない事実が
かえってプレッシャーに中てられたりしない気楽さに
繋がっているのかもしれないけれど、労働というのはもっと
しかめっ面でやるものだと思っていた。
今でも充分短時間で疲れるし、仕事をすれば他の用事を済ます
時間も力もなくなるし、本当にこんな事やってていいのか
心配になるし、早くもっときっちりした環境でしっかり働けるように
ならないとっていう焦りもあるけど。でも。
『金を稼ぐ』っていうのは、もっと苦しくて
やればやっただけ高みを望まれていつの間にか余裕も失せて
笑顔の奥で無意識にする歯軋りが止まらなくて頭が痛くて
納得いく仕事って何だ?って疑問に感じながらも何かに追われて
キリキリと葛藤に絞られて見えない何処かから血が流れているような
そんなものだと思っていた。
単純かつ明快なひとつの作業を丁寧に納得いくクオリティで
反復的に繰り返していくと「○○には安心して任せられる」と
褒められて駄賃が貰える。こんなのは子供のおつかいだ。
今だけだ、こんな簡単な事で喜ばれるのは。
こんなささやかな事で満足できるのは今だけだと分かっていても、
全精力傾けて何十時間働いてもどこかしらから不満が出て睨まれて
何十万稼いでも「こんなはした金」と罵られていたあの頃と比べると、
それは、ささやかながらはるかに堅実で真摯な方法で。
手伝い程度にでも『まっとうな仕事』をしていると思うと
一瞬、安心して涙が出そうになる瞬間がある。
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