某突起名の人生つぶやき日記

某突起名の独り言。
あくまで独り言ですので・・・まぁ、お気になさらず。

2002年07月25日(木) 食物連鎖。(食事中の方、ご遠慮が吉。)














・・・実家にこっそり潜入したつもりが、母が休みだった。

ひょんな所で、先日某IRCチャットにお邪魔していて

某氏と交わした会話を思い出した。




















うちの実家には17匹の猫が居る。

当然実家に行くと猫たちの様々な生活が見える。

まあ、見える生活はその日によって、

人の食事中に好んでウ○チして食卓をウ○チ臭全開にするトコロだったり

人の食事中に秋刀魚をテーブルから盗んでいってしまうトコロだったり

(某突起名は自分の秋刀魚はまず盗まれないのではコレは人の秋刀魚。

 故に知らん顔。猫もたまにはキャットフード以外のモノ食べたかろ。)

狭い家の中で、若い猫衆が大リレー大会してるトコロだったりと

それはもうバラエティに富みすぎなくらい様々だが、

とりあえず今日の話。










うちの母親はわずか2DKの家の中に

17匹の猫がギュウギュウで暮らしているのを可哀相に思って、

土日の、自分が見ていられる時間帯だけ猫を家の外に離し、

猫のお遊びの監督をしながら過ごす。





猫も猫で母親の目の届く場所で遊ぶのが、

他の猫に追いかけまわされるコトも、

車に轢かれるコトも無く一番安全だというのを心得ているので

家の周囲、半径約30m以上から離れるコトは無い。

(某突起名の自宅すら猫にとっては『遠く』らしい。)





母親の視界から消えても呼べばすぐ帰ってくるし。










そして、この季節、田んぼに囲まれているこの地域には

スズメさんが多く、外出した猫の格好の玩具となっているようだ。

・・・って言ってもうちの猫たちは、

スズメさんをちゃらさない老猫か、

スズメさんを食してしまう食欲旺盛な猫しか居ないので、

たまにスズメ丸飲みして消化不良を起こし、嘔吐して

母親と私をそれぞれ別の意味で仰天させないと

家族の誰も、自分ちの猫がスズメを殺してきたコトなぞ

気が付きもしないのだが。










・・・で、今日は、母親が猫をすべて呼びこんで家の中に入れ、

某突起名がそれを手伝い終わって

スイカ(大玉)半玉にクリクリとスイカスプーンで穴を開けつつ食べている時に

「ウッ・・・クン・・・ウッ・・・クン・ゥ・・・」と

例の嘔吐の前兆が始まった。





何でこやつらは人が何か食している時に限って

食欲無くなる系の行為をするのだろうと思いつつ見ていると、

やがて「ゲハッ!ウゥゥエェェェ〜〜〜・・・」と、

その可愛気ある体格からは凡そ想像も付かないような

おげふぃんな音を立てて嘔吐した。





あ〜あ、やったね〜・・・と、内心苦々しく思いつつ

吐瀉物を片付けるべく、ティッシュを数枚片手にしゃがみこむと

ソコには胃液に濡れてテラテラ光る羽根と、骨らしきものがいくつか。

・・・ついでに言うと、色もなんだかグロテスク。










某突起名「あ゛あ゛〜〜〜〜〜!!オマエェ!!

     またスズメさん食いおったな!!ヽ(`Д´)ノ 」






その声を聞いて母親が隣の部屋からやってくる。





母親「もう!スバルちゃん!また可哀相なコトして!!」





某突起名「ホントやて〜。ちゃんと消化しな可哀相やろぉ!!?!」





母親「・・・や、そういう問題じゃなくて(汗」




某突起名「そういう問題やわ・・・食ったもん吐くって

     折角食べた意味無いやん(−− )」





母親「や、○○ちゃんはもういいから(汗

   ホラホラ後、お母さんやっとくから。

   ○○ちゃんのスイカ、チー子ちゃんが食べてるし。」
 ←ウチには果物を食す猫が居る。





某突起名「!!堯福Β蓮Α臓法 ←油断してた。





















・・・という経緯を経て、チー子(←果物を食べる猫。)を追い払って、

スイカを食しながら思い出したのは、

「所詮、食物なんてどれも死体だし。」という言葉。





そう、食物というのはどれも「死体」なのである。










誰しもにとって周知の事実であろうこの言葉。

しかし実感を伴ってその言葉を理解している人はどれだけ居るだろう。





肉や魚はもちろん牛や豚や鶏や馬や羊を殺して

その「死体」を解体して食しているのだし、

お米やサラダだって地面から生えて命を保っているモノを

刈り取り、生命線を断って、ソレをバラして食している限り

それは「植物の死体」に他ならない。





食卓に美味しそうに乗っかっているトンカツや刺身や

サラダや野菜炒めや豆腐だって、

みんな全部「死体そのもの」もしくは「死体の一部」なのである。





そんなコト言うと「まあ、気持ち悪い」と

顔をしかめられるかも知れないが、事実そうなのだ。










例えば「動物の肉は可哀相だから食べない」とおっしゃる

菜食主義の人が居たって、植物は食べる。

命あるモノの命を断って

そしてそれを体内に取り込んで血肉と化し、

自分たちが生きるためのエネルギーを得ている点では、

他の動物とも、他の(肉を食べる)人間とも変わらないのである。










人間だからって、いくらおデリケートで感受性が高かろうが

自分ちにペットが居て、動物が死ぬのを可哀相だと思おうが、

他の動物と同じく(あるいは他の動物より過剰に)自分達の命の為に

多少なりとも他の生き物を犠牲にして生きているというコトに例外は無く、

忘れて生きていていいハズは無い。





可哀相な死に方をした動物の映像を見たとしても、

だからってその日の食卓の献立に並んだトンカツや焼肉を残すのは

某突起名的には言語道断の行為なのだ。











もちろん、食べられる為に生まれてきたワケではない命を、

殺す為だけに殺すのは許せないし、

そんな行為をしようという人間の存在も私は好きではないし

人間として許されない行為ではあると思うが、

だからと言って「死んでいく動物を見て気持ち悪くなった」とか

そういう「殺した側・食べる側」の勝手な都合で

「食べる為に殺された命」をきちんと摂取してやらないのは

生まれてきた命を「無駄」にしているという点で

「殺すだけ」の人とさして変わりは無いんではないかなと。










・・・って言うと、動物愛護家な人ほど「違う」って怒るんだけどね。

確かに「殺す愉悦を感じる為に殺す偏執狂」と一緒ではないよ( −−)

「殺す」のが好きな人が持つ常軌を逸した残虐性とかは

少なくともその人には無いワケだしね。

けど、「自分の何らかを成り立たせる為に他の存在を犠牲にする罪」を

意識しないで(もしくは目を背けて)生活してはいないかなと。





「今日見た動物が可哀相だった」から気持ち悪くなったから、

「可哀相で今日の肉を食べられない」っていうのは、

「自分はあんな酷い事する人間とは違う」っていう自己満足を得る為に

自分の今日の糧になる為に死んでいった動物の死の意味を

蔑ろにしてると思うのは、某突起名の気の所為ですかね?





個人レベルで違う感受性自体を非難する気は無いですが、

自分は死んじゃった者たちへの供養くらいのつもりで食べるってコトが

どういうコトかその辺りを忘れないで、たまに考え直して、

日々の犠牲を無駄にしないで生きて行きたいなと思います。

せめて。





















昔何処かで読んだ話に、

TVだかの取材である原住民の集落にお邪魔した取材班が

おもてなしの為に村の人たちがわざわざ目の前でバラして

ご馳走してくれた豚を、「気持ちが悪くなったから」といって

一切手をつけずに、その村の人の気を悪くさせたというのがあった。





食べられる為に生まれて育てられて、

食べられる為に殺されたその豚の死んだ意味は何処にあるんだろう?

その豚の今まで生きてきた「存在価値」はどうなるんだろう?





食べられる為に生まれて育てられて

食べられる為に殺された豚の、

殺される時の恐怖感や痛みは、

食べられる事でしか昇華されないと思うのに。





すでに死んでしまった存在は、

殺した側が美味しいと言って残さず食べて

その存在意義を真っ当してやる以外に弔う方法は無いと思うのに。










私なら目の前で牛が殺されようが豚が殺されようが、

美味い美味いって残さず食べてやるのになぁ。

内心、殺された動物の痛みを想像して泣きながらでも、

残酷なヤツだ・冷たいヤツだと誤解されても、

残す人が居るんなら、その人の分まで食べて、

美味しいよって喜んでやるのになぁ。




















・・・そういや今食べてるスイカも、

コレってスイカの「死体」なワケだよね。

スイカスプーンを入れる度にサクサク言って潰れるソレは、

スイカが生きている時にスイカの身体を形作って生かしている

細胞だったんだよね。フフ。





















などというコトを、

あ、コレは羽根だ、コレは骨だ、コレは頭蓋骨だ、

やっぱりスバルは雀を食べたんだ、絶望的に確信した・・・などと

アレコレ嘆きつつ吐瀉物を片付ける母親の傍らで

自虐的な笑いと共に呟いて、

母親に気味の悪いモノを見る目で見守られながら

スイカを口に運んで、口の中で溢れるスイカジュースを堪能して

心の中でスイカの「死体」に話かける某突起名は、

正常な人から見たら人間として必要な感覚が何処か壊れてるんだろうか。

・・・私の考えは間違ってるんだろうか。





















フフ。キミ、美味しいよ。

・・・良かったね、キミの死は無駄では無くなった。
















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いや、何でもかんでも殺しちゃったからって
食べちゃったら許されると思うのも
それはそれで間違いだと思うんですけどね。


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