主人が毎週楽しみにしている番組があるのだが、今週は特別編成のために五輪が録画されていた。 そのまま消すかと思ったら、これはこれで面白そうと見始める主人。 種目は女子重量挙げ。丁度、日本の三宅宏実選手が出ていた。 凄いなあと感心する主人。しかし私はとても複雑な気持ちになるのだ。何で女の子にこんな事させるん……。 男女平等とは言うが、それとは次元が違う。女性は女性らしく、というのは大切な事だと思う。オヤジらしい私が言っても説得力無いが。 そんな私の気持ちにはお構い無しに、競技に熱中する主人。 「あっ、見た?今の!」 と何だか興奮している。 見てないよ、何?と訊くと、わざわざ巻き戻してくれた。 「ほら、ここ。失敗した後で、ペロリと舌を出すんだ。可愛いよ!」 確かに可愛いけれど。それが何か。 「だって、力持ちなのに可愛いんだよ? くましゃんみたい!」 くましゃん……そ、そうだねプロテインだね(古) 主人は頻りに可愛い可愛いと連発していた。何かが彼のツボに嵌まったらしい。 そういやこの人は、美人タイプよりもこういう愛嬌のある顔が好みなのだった。 その後も彼は、 「親父さんと同じ顔してるー」 と大ウケしていた。
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