天上天下唯我独尊

2011年10月25日(火) 庭園美術館

さて、私は1人で東京に残る事にした。
折角来たのだから、最低3泊はしないと勿体無い!

あんまり美術には興味が無いのだが、何となく惹かれたので、日本橋三越で絵画展を見ようと思っていたのだが、残念ながら日程が合わず。
そこで、第2候補の東京都庭園美術館に行ってみた。
目的を持って目黒に行くのは、寄生虫博物館以来である。
元々宮様のおうちだとかで、アールデコ様式の豪奢な佇まい。
建物自体が美術品で、こんな所までと驚くほど芸が細かく、どこもかしこも凝っていて素敵であった。
そして広い。
この1室で今借りているマンションの広さぐらい……?といちいち比較しながら見て回る庶民の悲しさよ。
お手伝いさんがいないと住むのは無理だと思った。全部自力で掃除してたら日が暮れるわ。
そして台所が無かった気がする。自力で料理しなくていいなんて非常に羨ましいと思った。

建物内部だけではなく、更に広いお庭も見所のひとつだったのだが、入館したのが夕方だったため、一通り見終わって外に出た時には既に日没後で、辺りはとっぷりと暗くなっていた。
後で主人に土産を渡しながらその話をすると、
「シオンは悉く外してくれるよね、そういうとこ!」
と大ウケであった。
私だって別に外したくて外している訳じゃないんだけれど!
日程的に仕方無かったんだもん!


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