教訓:刃物を持っている時に苛々しちゃ駄目ね。
判ってはいたのだけれど。 夕食の準備で葱を刻んでいたら、嫌韓厨の主人が、ネットのニュースで仕入れたらしい韓国情報をいつものように披露してくれた。 不愉快な内容をマイナスの感情を以て話しているので、こちらも聞いていて苛々して来る。 しかも庖丁の切れ味が落ちていて、葱の外側が切り難い。 私にとってはどうでもいい話だし、煩いなと思いつつも、本人が得意気になって話しているので、苛々しながら聞いていたら、
「ギャー!!」
薬指の爪を削いでしまった。 すぐに庖丁を置き、指を流水でさっと洗い、ティッシュで軽く水気を取った。 「大丈夫?」 と主人も驚いて、私を心配してくれたが、私の中ではこいつのせい決定だったので、彼が爪関係が苦手というのを承知の上で、 「ほら」 と目の前に爪の無い指を突き付けてやった。私も大概、鬼である。 案の定、彼は顔を背けてヤメテと言っていたが、すぐに立ち直り、私のために薬箱を持って来てくれた。 爪は4分の1ほどが無くなっており、血が滲んでいた。 流血の大惨事でなくて安心したが、何をどうすればいいのやら。 いつものキズパワーパッドを探したが、部分用の小さいのと、普通サイズが1枚きりで、仕方が無いので普通サイズを貼っておいた。 明日大き目のを買いに行かなければ。
しかしキズパワーパッドって、指先に貼るのが難しい。 餃子の皮のような襞が出来たので、水仕事はパスして、主人に丸投げした。 嫌韓厨というのは、嫌韓が行き過ぎて迷惑な言動に出る者を指すらしいので、私に迷惑をかけた主人は充分嫌韓厨である。 反省しろ!
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