今日はピアノ部門の放送だった。 本選なので、オーケストラとの協奏曲である。 TV放送では下からの成績順なので、サン=サーンス5番→チャイコフスキー1番→同左→ラフマニノフ2番と聴いたが、うーん……。 サン=サーンスのp協は馴染がなかったので、繊細で私にとっては新鮮だったが、後は正直、どれもこれも微妙な気がした。 勿論私はどの曲も弾けないが、私好みの弾き方ではなかったのだ。 特にラフマン2番。 あまり聴いた事がないテンポ感で、えっそんなにゆっくりなの?と驚いた。 オケも凄く合わせ難そうだったのは、私の気のせいではないと思う。 ああ、なんかずれてるよ……とドキドキしながら聴いたので、聴衆としてはとても疲れた。 専門教育を受けた友人(コンサート仲間)にメールをして、こんなのやってるから聴いてみ、と言ったら返事が来た。 「オケが合わせるのが大変だね……」 と、私と同じ事を思ったらしい。 もっとリハーサルを重ねて、オケとちゃんと合えばいい演奏だったのかなあ。 速けりゃ良いとは思わないが、何だか聴いていて疲れた。 でもこれが1位で、聴衆賞も獲ったんだよねえ。 確かに力演だったが、ブラボーするほどなのかなあ。 私に聴く耳が無いだけなのか。
因みに、日本音楽コンクールのドキュメンタリー番組は、今週土曜日18日15時から教育TVで放送される。 忘れないうちに録画予約しておこうっと。
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