天上天下唯我独尊

2007年07月01日(日) 私がボケ老人になっても

21時からTVで、映画「明日の記憶」を観た。
興味はあったが映画館に足を運ぶほどではなかったので、地上波初公開の今回が初見である。
そしてまた、1回観ただけでは伏線に気付かない間抜けな私。
全部観終わってから主人の解説を聞いて、
「あれ、そうだったの?」
といつもの台詞を口にしたのだった。
それこそどこか脳に障害でもあるのか私。

お、重い……。
痴呆症の話だとは聞いていたが、こんなに救いの無い結末とは。
還暦後のジジババならまだしも、まだ現役バリバリで働いている一家の大黒柱がこんな事になるなんて。
家族も本人も気の毒だ。
あれか、墓参りに行かなかったのが原因か。(←細木流?)

こういう映画を観ると考えてしまうのが、
「自分の連れ合いがこうなったら、どうしよう」
である。
一緒に笑って歳を取れたら最高だが、笑えない状況になったら?
主人が口を開いた。
「シオンが呆けて、僕を見て『ハァ、どちらさまでしたっけ?』って言っても、僕は『ハイハイ、旦那だよ〜』って笑顔で答えられるけれど、シオンはどうかなあ」
ごめん、私、虐待する自信あるわ……。
だから貴方を傷付けないように、貴方が呆けたら施設に入れるから、今のうちに頑張って老後の資金を稼いでおいてね。

重くて、切ない映画だった。
誰のせいでも無いのよね。
だから、余計に切ない。


 < 過去  INDEX  未来 >


春 紫苑 [MAIL]

My追加