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海の幻想
2005年09月04日(日)

久しぶりの日記の更新です。 九月になっても残暑が厳しいですね。 早く涼しくならないものですかね。



今回の日記は「海の幻想」


皆さんは夜光虫という生き物をしっていますか? 海洋プランクトンの一種なのですが、この夜光虫という生き物は夜になると海面に出てきて刺激をうけると、青紫に発光するといった生き物です。 この夜光虫を大学時代に一度見たことがあります。 今回はその話です。




大学時代なんの連絡もなく友人が私の家にやってきて言いました。









「俺、海がみたい」









急になにを言い出すのかと思ったのですが、どうやら友人はその日に彼女と別れたらしいとのことでした。












失恋したら海









もう、定番です。 ということで、夜遅くに友人たちを無理やり集めて海に出発することにしました。













夜の海に男五人!







海を眺めるだけではかなりの殺人的な寂しさのために、花火を買って向かいました。

車で二時間かけようやく目当ての海へたどり着き、花火を持って海岸にいきました。 深夜ということもあり、みんなかなり変なテンション。 海の近くは民家もない為、みんなで叫び声や奇声を上げながら走って海岸にむかったのですが、海を見た瞬間全員言葉を失いました。

海には青紫に発光する夜光虫。 それは今まで見たことがない幻想的な風景でした。 ひと波ひと波、海岸に打ち上げられるごとに青紫に発光する夜光虫の美しさ。 その場の全員が息をのむほどの美しさです。 夜光虫の美しさをしばらく眺めていると、友人の一人が海に石を投げ入れたのです。 そうすると、その波紋で美しく光る夜光虫の姿。 石が水面ではじけるだけで、こんなにも美しいことが起きることに自然の美しさを感じずにはいられませんでした。

しかし、この時に失恋をして海に私たちを連れ出した友人が海の中にザバザバと入っていきました。










もしや、失恋を苦に馬鹿なことを考えたのでは







そんな不安が一同の中に広がったその時・・・





















ジョボジョボジョボ


















失恋の友人 「なぁ、見ろよ こうすると立ちションも綺麗だな」






そう言うと友人は海の中でおしっこを始めました。 そうすると、そのおしっこのしぶきに合わせて夜光虫が青紫に発光していたわけで・・・
























おまえ彼女にふられてもしかたね〜よ





そんな、淡い思い出のある夜光虫。 皆さんも機会があれば是非見てみてください。







↑本当に感動しましたよ

毎回見てくれる人はこちら





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