ま お の 日 記...まお

 

 

あー、もう会社やめたーい…。 - 2002年08月29日(木)

 午前中、病院から電話がかかってきました。

 相手は、私もけっこうよく知っている、気心知れた感じの女性職員さん。
「S木さんいますかー?」
そのときS木さんは、他のお客様と電話中だったので、そのように言い、S木さんから電話するようにしましょうか?、と言いました。しかし
「あ、いいえー、こっちからまたかけますねー」
と言ったので、私はS木さんにも彼女から電話があったことも言わず、自分の仕事を始めました。

 彼女からは、本当に電話がかかってきたのですが、第一報からは30分くらい経っていて、しかもそのときS木さんは外へ作業をしに出かけてしまいました。…それも、隣の町へ。
 その旨を伝えると
「えっ、今大変なことになってるんで、S木さんと至急連絡取ってください」
と、受話器の向こうが慌て出しました。


 別の作業員が、病院へ行くことになったのですが、それだけでは済みませんで。
 電話をかけてきた彼女の上司が、苦情の電話をかけてきました。
「K松課長に代わっていただけます?」
 対応が遅すぎる、と。
 第一報から一時間近く経って、やっと事態が収拾されるなんて何事か、と。
 …ほんとはもっと入り組んでいるんですが、詳細について語ると苦情を言ってきた相手が丸バレするので、黙りますね。――

 あーあ。
 しかも、ちょうど釧路の事務所にK松課長がいたりなんかして。この日に限ってサ。


 K松課長を、病院に謝りに行かせてしまいました。結果的に。

 結果的に、私が悪いのです。


 謝罪行脚から帰ってきた課長は、私を自席まで呼びつけました。
 ああ、怒られる!!!
 覚悟したんだけど。
 まずは私から事情を詳しく聴取。第一報の電話では、まだトラブル発生の旨は聞かなかったと、私は正直に言いました。
「…そっか」
何か、諦めたような感じで。
 普段怒ってばっかのひとが優しく笑うと、こんなに寂しい雰囲気を醸し出すんだなあ、ってヘンな発見をしたりする。
「そのとき言ってくれたら良かったのにな」
何かすごく優しくって、泣きそうになった。
「…ハイ」

 帰宅してから、私はもうギトギトの肉とか食べたいくらい疲れてたのに、そういうときに限って
「今日は、健康的な、あっさり朝ご飯みたいな夕ご飯」
だったりとかして。
 食事中ほとんど無言。
 シャンプーのCMを見て
「いいね、あのお姉さんは髪の毛長くて」
と言い放ち、私は自室にこもった。

 得意の、体育座りで、膝で顔を支えて、しくしくしくしくしくしくしく…。

 しくしくしくしくしくしくしくしく…。

 K松課長のこと、好きだったんだなあ、と思った。恋愛感情でなく、上司として。
 自分が失敗したってことが原因になっていることよりも、とにかく、「課長を謝りに行かせた」ことが悔しかった。

 遠藤くんは、今日近地(と言っても越県)に出張なので帰ってないと思ったけど、とりあえず留守電に録音して、巻き添えにしておく。
「ばお゛でず…ぐす゛ん゛…え゛ん゛どお゛ぐん゛…ま゛だあ゛どででん゛わ゛じま゛ず。ぐずん゛」
オール濁点。

 でも疲れちゃって、結局電話はしないで寝てしまった。

 遠藤くんは、おおい、大丈夫かーっ、っていうメールをくれていました。
 ううん。ぜんぜん大丈夫でない。

 あー、もう会社やめたーい…。
 病院行きたくないー。出入り禁止にしてくれー!!!


...




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