日々是迷々之記
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昨日のことである。会社帰りにビール一ケースを買うと、ふと遠回りして出店の八百屋に立ち寄った。ここはウナギの寝床のような細い敷地がぽこんと住宅街の中に空いており、そこにどこからともなくおっちゃんが野菜を持って現れ売りさばく、ゲリラ的八百屋なのだ。
そこで私は「アボカド一盛り150円」に目を奪われた。多少完熟気味であるが、4つで150円はどうよ!と心の中で一人つぶやき、しげしげとアボカドを見つめる。そこで売り子の前歯のない前掛けをしたおっさんが、ねぇちゃん、100円でええわ、持って帰りと話しかけてくる。これを買わないわけには行かない。私はヘラヘラと笑いながら「ほななすびも一緒に入れてぇな。」と言い、なすび6本で200円とまとめて300円を支払った。そしてその日はアボカド一個をわさび醤油で、なすびは蒸して豆板醤をきかせた中華風のタレで食べた。
そしてやっと今日の話になる。アボカドにわさび醤油が合うのは当たり前だが、そればかりで4個を完食するのは大変そうだ。わたしはビールを飲みながらネットを検索し、ふと電光石火のように冷凍庫のチキンの胸肉のことを思い出した。
やにわに私は立ち上がり、冷凍庫の胸肉をレンジで解凍し、両面に「クレイジーソルト」(岩塩とハーブ、スパイスを合わせたもの)をすり込み、フライパンで焼く。かたわらでごはんを皿に盛り、わさび醤油をつくり、レタスをちぎる。チキンが焼けたら、皮をはがしてビールを飲みながら食べた。鳥皮サイコー!とうめかずにはいられない。
肉本体はえんぴつくらいの細さに切り、ご飯の上に並べる。このとき、アボカドをうまいことスプーンで縦長にくりぬきながら焼けたチキンと代わりばんこに並べてみた。そして、最後にちぎったレタスを傍らに置き、たらたらと肉&アボカドの上にわさび醤油をまんべんなくかける。
これが予想外にうまいのだ。そのまま乗っけモノご飯として食べてもいいけど、焼き海苔を手巻き寿司の大きさに切って、ごはん、チキン、アボカド、レタスを乗せてくるりとまいて口に入れる。ビールが欲しくなりうぐっと飲む。食べる飲むの繰り返しで結局ビールを二本飲んでしまった。(^_^;)
ここでアボカドは残り二つ。週末中、楽しめそうだ。
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