阿呆的日常 主にJとかプロレスとか。
アホラレツキノウアシタ

2005年05月10日(火) 止まりません。/山羊座。/お買い物に行きました。/日記10万打御礼SS

蟹山羊サイト、巡り出したら止まらない。
来月は★矢オンリがありますよ。行かないよ。ドラクエオンリには行く…かも…
しれないけど、その前の週には大切なランボさんオンリがあるではないか。
そっち優先だなぁ。ランボさん、頑張らないといかんです。ランボさん頑張ったら
その頑張り賃でドラクエオンリ行こう。(どんな頑張り賃だよ)


蟹山羊最高。
シュラってワタシ好みの受けだ。宍戸さんタイプ?(わかりやすく分類してみた)


ブクマが増えてくよー。


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ワタクシ、山羊座でございまして、幼少のみぎりはシュラが山羊座の黄金聖闘士なの、
すごーく嫌だったんですが、大人になると違いますね。あんないい男はいないと
思うようになりました。大人の階段って不思議な場所です。

すげーステキなサイト見つけてシュラ見てにんまりしてんだけど。
忍菊妹のサイトから牛祭(ランボさんに非ず)に飛んじゃって(笑)アルデバラン
上手に描ける人はそれ以外も絶対お上手に違いない!と思い込んで駆け巡った。一部を。
シュラ、いい男だー!
当初の予定は、お題探しだったんだけど、今日のネサフ。(半年後に向けて……)


お題は自分で考えるのもいいかなーと思った。
サイトのSSタイトルを他力本願で考えるのどーよとも思った。
ネタも他力本願だからな。
でも、そのタイトルから想像力と妄想力を駆使してSS書くのも、それなりの
頑張りが必要なのかもとも思った。
今のワタシはきっかけ与えてもらわんとオンのSSは書けない按配かもしれません。
変わっちまったな……


とりあえず、アニ鰤見ました。アニ鰤お好きな人のために、今日は伏せます。
本編はさておき(あまりに恋次がヒステリックママさんでビックリした)EDは
二番隊で、今までで一番作画が上手で統一されていたと思います。
でもだからって十番隊はまるで期待しておりません。
アニ鰤のイヤンなところは、キャラを描く人たちにあまりに統一性がないこと。
上手い下手はこの際あきらめて、でも、キャラを描くにあたって守らなければならない
基本ルールが徹底されてなさそうなのがイヤなのです。
公式なんだから、そういうのは是が非でも統一してもらえたらまだ見れるんじゃない
かなと思うんですよね。先週死神図鑑見て言ったけど。
キャラを形成する、顔、身体、装飾品のパーツバランス。これがあまりにバラバラ
すぎるように感じます。恋次好きが恋次の刺青が毎回違うように見えると苦言を
呈すほど。言われてみれば確かにそうだ。浦原の帽子だって描く人によって頭との
バランスがおかしげなときあるし、姫の乳はあれは毎回納得のいく出来ではないけど、
兄さんの髪飾りとか大きさ3つバラバラなときがあったって聞きます。
パーツの細かい部分の描き込みについては得手不得手あっても、それは仕方ないけど、
パーツバランスは崩しちゃいけないと思うんですよ。
うーん、どうにかならないのかなぁ。アニプリも痛いと思ってたけど(文句ばかり
言っていた)これほどひどくなかったようにも……思え、る。
とにかく、見れば見るほど十番隊EDに期待できなくなります。バランスという要素が
非常に難しい乱菊さんですよ。日番谷くんだって難しいと思う。ただのチビッ子描けば
いいってもんじゃないしなぁ。
死神図鑑であんなにも顔もスタイルも髪型も色塗りの感じも違う乱菊さんらしい人が
3人出てきてますから、とても期待できそうにないです。今日の二番隊ED作画
チームがやったとしても、厳しいと思います。切ない。



まだ諦めの境地には行けない。早く行けたらいい。でもまだ多分無理。
テニスは行ったと思ったけど、その上を行ったから今週は感想書いちまった(笑)
やー今日は出した愚痴メールに(ごめんなさい)的確なお返事が来て、あぁあいつは
そういうヤツかもな、そういう行為をオ●レと思ってそうだよなと感じました。


まだ胃もたれ治らん。


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パパがインスタントコーヒーが切れたから買ってきてというので、買ったんです。
いつものやつ。何かおまけがついてたのね、今回。赤マグ。赤マグ。赤マグ。
赤マグ。赤マグ!?
赤マルクク!?(意味わかんないし、自分逆だろ)(ていうか赤は何だ、ククの色か)
心持ちゼイゼイしました。でもゼイゼイは昨日のドキドキに比べたら絶対変態指数は
低いと思う。だって世の中あの人をそんな風に見てる人の方がきっと少ないから。


赤マグは誰か使うかな。
ワタシは使わないけど。


さっき、GAEA最終興行で立ち見しながらいろいろお話した方から、最終興行の
写真が送られてきました。(F月さん、土曜持ってくねー!)
その前の後楽園大会の写真も入ってて、何かもーもー何かまた泣けてきたわけです。
ようやっと観戦記も書けるって按配なんですが、やっぱりクるよねー!
この前、山さんと話しながらも言ってたんですけど、GAEAって団体は本当に
ワタシにとって大きな存在だったんですよ。それ、また思い出してしまいました。
土曜の新日ドーム大会についても思うことをつらつらその内書ければと思いますが、
ワタシ的メインはワタルとアニキなんで、前半の第3試合で終わりますヨ(笑)
いや、カシンも見たいんだけどね、どんな風に中西をいじるのか(タッグパートナーだが)
楽しみで仕方ないし、久々のカシンにアタシのアドレナリンも大変なことになりそう
だけども、オタクっていうか腐的視点ではワタルに敵うもんはいねぇんだよ。
しかも相手は稔だよー。わかる人にしかわからんけど、簡単に腐的に言うなら、
稔×アニキ(過去)から、稔←アニキ←ワタル(ちょっと前)となり、ようやっと
ワタル×アニキになりましたとさ。そこにまた稔ご登場。
って、そんな目でプロレス見るなよと。でも見せるんだよ、ワタルがよぅ。
ワタルがよぅと言ってるけど、そんなワタルは三十路。そしてアニキは四十才児です。
小島がセミってのは本当に残念だけど、天山なら仕方ねぇんじゃん?とも思う。
だからって蝶野とライガーで藤波と三沢がメインてのもドームのカードとしては
しょっぱいんじゃないかと思います。
だから新日のドームには裏切られると友達は言うのかしら。
確かにカシンのプロレスってちょっと『魅せ方』が違うし、ドーム向きではないかも
しれないなぁ。一番面白いのは第2試合の鈴木みのるかもしんないよね。
アレクってまだいたんだ!(失礼)
とりあえずカードだけでもチロリと。


<第1試合 オープニングタッグマッチ>
吉江豊、西村修 VS 矢野通、真壁刀義

<第2試合 スペシャルシングルマッチ>
鈴木みのる VS アレクサンダー大塚

<第3試合 IWGP Jr.タッグ選手権試合>
[王者]金本浩二、井上亘 VS [挑戦者]稔、後藤洋央紀

<第4試合 IWGP Jr.ヘビー級選手権試合>
[王者]タイガーマスク VS [挑戦者]ブラックタイガー

<第5試合 スペシャルシングルマッチ>
永田裕志 VS 高阪剛

<第6試合スペシャルシングルマッチ>
武藤敬司 VS ロン・ウォーターマン

<第7試合 IWGPヘビー級タッグ選手権試合>
[王者]棚橋弘至、中邑真輔 VS [挑戦者]中西学、ケンドー・カシン

<第8試合 ダブルメーンイベント(1)IWGPヘビー級選手権試合>
[王者]小島聡 VS [挑戦者]天山広吉

<第9試合 ダブルメーンイベント(2)スーパードリーム・タッグマッチ>
藤波辰爾、三沢光晴 VS 蝶野正洋、獣神サンダー・ライガー



あ、こんなに試合あったら試合後の一杯は厳しいかも。
ドームで飲んでりゃいいか!6時開始で……1時間はいけるかな?
武藤が見れるのはワタシ的には嬉しいです。


探偵ファイルに長与の記事があった!
→http://www.tanteifile.com/index.html
伊東さんが!伊東さんがいる!園子もいるし、永島もいるし、カルロスも尾崎も!
うわ、行きてぇ!でも、10万もってないと遊べないらしいヨ。(それはセカンド
タイムか)キャバクラと同じようなもので、長与に席について欲しかったら、ガンガン、
ボトル入れないと〜みたいです。この前お会いした方が言ってた。
ワタシはそこまでかけられないからなぁ。
い、伊東さんなら最低必要額で大丈夫かしら?(失礼です)
合コンって長与よく言ってるよなぁ(笑)おかげでワタシもまたしたくなった。
園子は可愛いホストみたいだね。滝沢くんと同じ髪型にしてるだけあるよな(笑)
湯島だったら関西の店も近いよね。関西の店はお好み焼き屋さんと鉄板焼屋さんだけど。
宝くじにでも当たったら行こうかなぁ。


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昴さまへ



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空の色



「お前、藍染に何か言ったか?」
「え?別に何も」
藍染の誕生日から数日経って、日番谷が不機嫌そうな顔で乱菊に言った。日番谷が
不機嫌そうな顔なのはいつものことなのだが、それに輪がかかったような不機嫌さ
だった。乱菊は廻ってきた回覧板を眺めながら、執務室に戻って来た日番谷に答える。
「何か言われたんですか?」
「そう聞いてくるってことは心当たりがあるってことじゃねぇのか」
隊長格の定例会で配られたのだろう幾つかの紙の束をポイと日番谷は机に放り投げ、
乱菊が座っている長椅子と対になっている椅子に腰掛けた。
「ありませんよ」
長椅子の前の机には乱菊用の湯呑みと茶菓子。いつも何処から買ってくるのか、
執務室に茶菓子が絶えることはない。
「ンな食ってばかりだと太るぞ」
「そんな減ってないでしょ」
「この前、五番隊隊舎でケィキ、三つ食ったんだろ」
「あら。おしゃべりね、雛森ったら」
「藍染が言ってた」
先日、乱菊は藍染の誕生日に五番隊へケィキというお菓子を持っていった。勿論、
誕生日の贈り物も添えて。三つ食べたとはいえ、そう大きなケィキではなかった
のだが、聞くだけなら相当食べたように聞こえる。
「だって、藍染隊長が食べていいよと言うんだもの」
「遠慮しろよ」
そう言って日番谷は茶菓子を手に取った。
「美味しかったんですよ。今度買って来ましょうね」
「ケィキより『美味しい』話を聞かせてもらったと言ってた」
「は?」
「日番谷隊長、君は幸せだね。松本くんのような副官は、そういるまい」
「何ですか、それ」
「藍染が言ってた」
包装をピリリと破り、中を取り出す。胡麻の揚げ饅頭を日番谷は口元へと運んだ。
「しかも、ちょっと藍染隊長の口調真似ました?」
「うるせぇな!」
もぐもぐと口を動かす日番谷を乱菊は見ながら、藍染の言葉の意味を思う。あぁそうか。
誕生日のあの日、あたしは藍染隊長に、あんなことを言ったのだっけ。
「もしかして、それで機嫌が悪いんですか?」
「別に悪かない」
「それならいいんですけど、隊長は、そう言われてどう思ったんですか?」
聞いてみたくなった。
日番谷にとって、自分は、どんな存在であるのかを。



「ンなこた言えない」
揚げ饅頭を口の中いっぱいに頬張って、日番谷は長椅子から立った。どうやら給湯室へ
向かったようだ。そして自分の湯呑みを片手に戻って来る。
「言えないんですか?」
「言えないっつーより言わない。言ったってしょうもねぇことだ」
「あら、そうかしら。しょうもなくないことかもしれませんよ」
「しょうもねぇよ」
ゴクリと一口茶を飲んで、
「俺にとっても」
日番谷は机に湯呑みを置くと、深く長椅子に腰掛け、乱菊を見据えて言った。
「お前にとっても」
日番谷の両の眼に乱菊が映る。空に自分の姿が映ることはないが、空色をした日番谷の
眼には乱菊の姿がはっきりと映し出される。
「口に出せるくらいのモンなら、とっくに言ってるだろ」
「はは、そうなんですか?」
「そうだよ」
日番谷は乱菊を見据える眼を動かさなかった。乱菊も微かな笑みを浮かべながら、
その眼はただ日番谷を見ていた。互いに真っ直ぐに、その眼を重ねていた。
「けど、眼は口ほどにものを言うって言うからな」
「え?」
「そういうこと」
日番谷はそれでも眼をそらさない。空色の瞳で、自分の目の前にいる乱菊を映す。
乱菊もそらさない。何かをそこから感じ取ろうとするように。



あたしは空が嫌い。
見上げると独りだということを知るから。
あたしは空が嫌い。
孤独感で覆い尽くすから。
あたしは空が嫌い。
何もかも知っている風な、顔をしていることが気に入らない。
でも。
空色は好きだ。
空の色は好きだ。
雲がたちこめ、雨が降り、雪がちらつき、星が輝く、空のいろんな顔はあれど、
あたしの目の前の空は、一点の曇りもなく、ただ澄み切っているだけ。
そして、その空にあたしを映すのなら。



「わかりました」
「わかったか」
日番谷は手を伸ばし、湯呑みを手にする。ようやっと互いの視線が外れた。
「私が思っていることは正しいってこと」
「だから、お前はあまり泣きそうな顔をすんじゃねぇぞ」
「は?!」
ぬるくなった自分の湯呑みに入った茶を入れ替えようと立ち上がった乱菊が思い切り
日番谷に振り返った。日番谷はのんびり茶を飲み、ゆっくりとした動作で机にそれを
戻す。
「お前の眼は、紅くなるからな」
つんつんと日番谷は自分の目元を指差した。
「あ、あたしの眼は、紅くなんかないですよ」
「てめぇが知らないだけだろ。目は口ほどにものを言うんだ」
おかわりと日番谷は乱菊に自分の湯呑みを差し出す。
「泣けない分、そうなるのかもしんねぇな」
空の色は、深い灰色の奥に色づく朱に気付いていた。それがどうして朱になるかは
知らない。だが、理由は知らずとも、ただ朱の存在だけは知っていようと思っていた。
持ち主が知らぬ存在は、きっと怖いくらい重い。
「そうそう、新茶を卯ノ花隊長からいただいたんだった」
乱菊はパンと手を叩いた。
「あ、俺、さっきそれで淹れてきた」
「嘘!私、一緒に飲もうと思ってさっき我慢して別ので淹れたのに!」
変わらぬ日常が戻る。
ふいの言葉は心に刺さる。
自分の目の前にある空は、自分が見上げてきた空と違うことを乱菊は知る。




空は全てを。







オワリ。





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藍染惣右介降誕祭に出したお話『空の色』の後日談的なお話です。
幸せ……な話なんだろうか。
ワタシの場合、乱菊さんと日番谷くんの幸せは互いの存在を知ることだと思ってます。
恋愛とかそういうのより、もっとずっと重い。恋愛沙汰の幸せとは違うものを
彼女たちは幸せだと思うような気がするんです。
前にも日記で書いたけれど、日番谷くんは乱菊さんにとって『救い』です。
ギンは『罪』というか。何て書いたんだっけかな、詳しくは忘れちゃったけど、
そんな感じ。だからギンとはワタシ恋だろうと家族愛的なものだろうと、『幸せ』という
結論をどうにも導き出せないのだと思います。
瞳の色関係の話はサイトにもありますが、そこらへんにつながっているわけじゃ
ないんだけど、合わせて楽しんでもらえると嬉しいです。
昴さん、ありがとうございました!
思うような『幸せ』じゃなかったらゴメンなさい。


き あ ぬ