阿呆的日常 主にJとかプロレスとか。
アホラレツ|キノウ|アシタ
| 2005年01月26日(水) |
書くことは/東京タワー感想続き。/東京タワーと週刊嶋本。 |
楽しいんだなと改めて思いました。 忍菊メルマガと千菊はワタシに『書く』楽しさを思い 出させてくれているような気がします。
その勢いで忍菊を!と思ったんですが、2月の鰤オンリ 合わせの新刊『あのひとのたんじょうび』、冬コミ発売本 の製本もある関係でオフにしようと思い立ったら、締切は 来週の木曜でありましたとさ。木曜には宅配に乗せないと いけないんだとさ。 わー。 なので慌ててページ割作って、原稿おっぱじめようと 思います。 準備号作ったからネタはきっちりあるし、たぶん大丈夫だ と信じたい。
書きたいと思う気持ちを大事にしていきます。 意外にも昨日のマツモトがいろんな力をくれた気がする。 あの役を彼にくれてありがとう。
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北島マヤじゃないですが、ワタシは根を入れて映画とか 舞台を見るとセリフとか演技とかそれなりに覚えるんです けど、今回もそういうのがあって、映画後のお茶(カフェ のはずなのに飲んでるのコロナ)で、マネしながら感想 語っておりました(笑)
マネしたわけじゃないけど、マツモトがすげぇいいセリフ もらってたなぁと思いました。
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曖昧ながらこんなセリフ。 『赤ちゃんって生まれてくるとき無傷なんだよな。 これってかなりスゴいことだと思わねぇ? そっから先は傷つくしかないし、傷が増えていくだけで 生きていくってことは傷ついてくってことなんだよな。 それって要は、傷つくしか術がないってこと。でも女は 傷つくことに抵抗すんだよ』 状況的にカフェみてーなとこで、ハタチやそこらの男子が そんなことを語っているのが怖いですが(笑) とりあえず、そういうのわかっているだけ、マツモトが 演じるコウジは現実に『恋』がわかってる感じ。 岡田が演じる『透』は現実に『恋』をしているんだけど、 その『恋』が綺麗すぎるんだよね。まぁそれがテーマなの かもしれませんが、綺麗すぎるがゆえに、それに陶酔して しまって、『現実』が見えちゃいないというか。 恋をして、その人が全てになってもおかしくはないと思う。 一緒にしたい、ずっと共に在りたい、目の前の現実が消え てしまう程その人しか見えないとかね、気持ちわからない でもないですよ。 わからないでも、ない、けど。 みっともない恋の方が多分ワタシには魅力的なんですよね。 確かにみっともない部分はあったのかもしれないけど、 主演二人の恋は小奇麗に都合良くまとまり過ぎていて、 互いに傷ついたとしても、何かそういう苦しみとか切なさ とかがまるで通じてこない。 リアルが見えないからでしょうねぇ。 公式サイトでは『溜息の出るような美しい恋』と銘打って ますけど、それは所詮『憧れ』みたいなもんで、ウィンドウ の向こうに飾られたディスプレイですよ。 近いようで遠く、『見る』だけで『感じる』ものじゃない。 『親しみのもてる恋』がマツモトたちの恋としてるけど、 それも言い方ちょっと違うだろうと思うな。親しみとリアル は違いますよ。 映画だしメインの恋だし、それに感動する人だっているけど (実際公式サイトの感想見る限りではそうだ)ワタシには 感動の「か」の字もなかったです。 よっぽど傷つくことを知り、それしかないということを 知り、『恋』というものだけじゃなく、それを通じて他に 何か得たコウジの方がよっぽど主演的な存在感を出して いると思うよ。贔屓目だけど(笑) 恋は現実だし、『非現実』に憧れるのは当然な気持ちある としても、リアルな恋をもっと描いて欲しかったと思います。
岡田は『恋はするものじゃない、堕ちるものなんだ』と 言ってたけど、岸谷五朗は『恋は堕ちるだけのものじゃ ない』と言ってました。 そうだよなと思いましたね。 現実を知れば知るほど、『堕ちる』だけのものじゃないと 思う。それだけじゃ変な話、恋は維持できないんじゃない かなぁ。
シャワーシーンの後の岡田の髪型がとてもおかしくて、 どうしてアレ見て監督何もおかしさ感じなかったんだろう と思いました。アレで吹き出すとこだった。 触角みたいになってんだもん、長い前髪。
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基本的に皆さん、概ね内容には好意的なんじゃろか。 また世間とは違うこと思ってるのかな、ワタシ。
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MいろさんとS竹さんと『東京タワー』を観に行きました。 あれ、主演松本潤で間違って ないですよね。 詳しい感想はネタバレもあろうかと思うので伏せる。
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正直、しょっぱかったです。 あの終わり方はご都合主義にも程があるし、むしろ綺麗じゃ ないと思う。まぁそういうエンドが望ましいとは思いますが あれのおかげで素直に「良かった」と言えません。 東京タワーを一緒に見た→東京タワーを見ているけど二人は 一緒にいない→エッフェル塔を一緒に見る。 『東京タワー』がポイントなのはわかるけど、個人的には エッフェル塔は一緒に見ない方が良かったなぁと。 いずれ一緒に見るだろう的に終わらせておいてくれたら。 何というか、主演2人がこれでもかと『非現実的』。それに 相対するマツモトと寺島しのぶは『現実的』。それはいい コントラストになってたのかもしれませんが、印象は多分 後者の方が強いんじゃないでしょうか。 前者は綺麗にまとまりすぎてるのよね。不倫を綺麗に書けば こうなるんだなーと。どうにもセリフ一つ一つがどうも浮いて いるように感じて、感動させるために観客に抱かせる真実味が 欠如しているように思えました。 その分後者が補ってくれているような感じ。 無茶だろ、それは!という部分もあったけど、それでも よほど良かったです。 岡田と松本を比べたらワタシが松本を断然好きなので、どう しても偏った見方になってしまうんだと思いますが、アレ、 前者だけの映画だったらまず寝た上に、金返せとか言った 気がします(笑) それから平山あやの役どころ。中途半端にも程がある。役 としてあるべきとは思えなかったし、あるならあるで、 もっと深みのある役にして欲しかった。あまりに物足りない 存在価値のわからない役でした。 黒木さんと同じ事務所なのかな、彼女。 ローサちゃんはまぁ……退場シーンがちょっとアレ?だった けど。岸谷さんはカッコ良かったです。
マツモトファン的にいろいろ彼の見所はあるんですが、 一番カッコ良かったのは開始10分以内のシーン。 車を駐車場に停めるとこ。 最高に素敵。マツモトがオトナの男になったとか思って ドキンとした(笑) それ以外は椅子に座ったときに広げた脚とか、まるで噛み 合ってない上唇と下唇と顎関節のぐちゃぐちゃな動きとか、 Sっぷり、Mっぷりの使い分けとか、そりゃーもう見てて 「恥ずかしい!」と感じることがたくさんありました。 嬉しいことこの上なかったです。 彼のために1800円払った。
岡田の尻見たい人は是非。
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週刊嶋本は嶋本でとてもよかったと思うのですが、どうにも メグルのメッシュのお色が気に入りません。 シマとサナの関係がナイスオフィシャルなとこもありました けど、んー、何かワタシ、メグルがどうこう語られている シーンが一番良かったとか思うのね(笑) 阿部のせいでホントもーいろいろとタイヘン。(漫画違う)
おチャットには参加いたす、予定、ではおりますよ。>娘 その前にゴルフの練習行ってくらあ。
き あ ぬ
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