阿呆的日常 主にJとかプロレスとか。
アホラレツキノウアシタ

2005年01月12日(水) 体力回復。その2/体力回復。

風邪をやっぱりひいているのか、喉の痛みはそうないのに
耳の後ろが痛いのと寒気がするので今日も早々にお布団に
入ります。胃も痛い。
くそー。昼は体調良かったんだけどな。

忍菊メルマガの登録をして下さる方々の一言がとても嬉しい
です。ありがとうございます。
登録をしてもらうだけでも嬉しいのに、知っている方や初め
ましての方に一言をもらうのは『励みになる』という言葉より
ずっと大きなものをワタシにくれているような気がします。
あっちの忍菊もメルマガも遣り残すことなく書き切りますので
どうぞお付き合い宜しくお願いします。

寝る前に今日の新聞にあった記事を読んで思いついた話を。
忍菊ですよー。(知っている人ならわかるオフで出した話
の続きというか何というか)
短いです。ワタシの忍菊を楽しみにして下さる方々へ、
こんなんじゃお礼にもならないでしょうが……






探梅



それは本当に昔のような、そうでないような、けれど、ただ
懐かしさを覚える行為だった。


まだ冬という言葉に相応しい季節、けれど暦の上では春だと
いう。空の色も風の温度もそれは冷たくて、地面が濡れている
のはそこに霜柱が立っていたのを教えてくれる。太陽が高く
昇っても未だ温度は上がらない。白い光がまだ春は来ないよ
と告げているようだ。
「さむ……」
もう通学してこない三年生がいるせいか、青春学園高等部の
校舎はやけに閑散としていて、校舎内を温めるはずの暖房も
効いているような効いていないような。
部室まで来ておきながら教室に教科書を忘れたことに気付いた
菊丸が近道だと中庭を突っ切れば、校舎と校舎の隙間から北風
が吹きつけて来る。
「あーやっぱ渡り廊下通るべきだった!」
なんて独りごちて校舎に入ろうとする手前に、一本の梅の樹が
あった。
寒い冬、けれど春。
そこにはほんの僅かな『春』が存在した。
「もう咲いてるんだ」
ほんの一輪二輪。咲いているというよりも綻ぶ程度のもの。
白い花びらの中に潜む花芯はまだ見えない。
「うちの、は」
菊丸は自分の家の梅の樹を思い出した。自分が生まれたときに
祖父が庭に植えた樹。自分の『双子の兄弟』。
途端それが気になって、菊丸は部活を気もそぞろにやってし
まった。おかげで手塚にグラウンド二十周を仰せつかった。


部室に戻ればもう一年生は片付けを終えていて、二年生は
着替えも済ませ何人かは帰っている。
「おつかれ、英二」
「ホントだよ」
「それだけの口が叩けるならまだ走れるな」
「手塚、冗談は顔だけにして」
笑いが部室に生まれ、手塚だけが一人仏頂面だ。
「今日マック寄って帰りません?菊丸先輩」
着替え始めた菊丸の背中に後輩から声がかかる。
「新しいバーガー、一昨日から始まったし、中学のヤツらも
誘って行こーかって言ってんスよ」
「あーごめん、今日パス」
いつもなら乗ってくる菊丸がさらりと、あまりにさらりと
そう言ったので、聞いた方は少し面食らったようだった。
「ちょっと用事、見つけちゃった」
それは梅の樹が導いた用事だった。


もうすっかり暗くなった校内、じゃあと仲間たち全員に手を
振って菊丸は再び梅の樹の前に立った。
あのときは、桜の樹を追いかけたのだっけ。
桜が咲いたことが嬉しくて、目に入る樹をずっと辿って行った。
花びらに誘われて、その花びらが作る道を歩いていった。
「まだ寒いのによく咲くよね」
そんな言葉をかけて菊丸は梅に背を向ける。
くんと鼻から空気を吸い込めば、それには微かに梅の香りが
混ざった。
桜の花びらが示した道、梅の花ならばきっと、この香りが
その道を作るだろう。
「まだ、早いよなぁ」
と呟いてみるが、それでも菊丸は今日は梅の香りが導く方角
を辿ってみようと思った。
また道に迷ったりしたらきっと笑われるだろう。けれど迷った
その先に君がいると思ったからなんて言ったら多分、君は
照れ臭そうに顔を背けるに違いない。
だってあのときは、桜の道の先に君がいたのだから。


菊丸は梅の樹を追って歩く。
暗い空間と冷たい空気は梅の香りを少し強く伝えて来る。
香りが途切れても、菊丸は梅を辿る。
ただ、追いかけた。
それはただ懐かしさを覚える行為、けれど、懐かしさよりも
ずっと愛しさを感じる行為。
梅の花一輪一輪を訪ね歩いたその先に、俺を待っているものは
きっと、



未だ変わらぬ君への気持ち。









『桜花愛撫』『桜花恋慕』後の二人……というか菊丸だけ
ですけども。高校二年生なんです、菊丸も忍足も。
耳の後ろが熱くなってきたのでこのへんで。
何かこういうのはやっぱりもっと書きたくなるから危険。


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に努めるのと、風邪防止のため、昨日は10時には布団に入り
寝ました。
偏頭痛が時折あるのと喉が痛いのが気になって。
だってさー、MMKのうち、MMの順で風邪で寝込んでいる
から次は自分かよ!と思ってしまい、だってそれは嫌だもの。
葛根湯を飲んであったかくして寝て、夜中汗びっしょりかいて
目が覚めたから、まぁやっぱり風邪をひきかけてたのかもしれ
ないなーと思いました。
今日は元気。
なので、今日からいろいろ年末手づかずだったものを片付けて
行こうと思います。
特にあっちの忍菊ね……いや、本当に申し訳ないです。



今日はマガジンと週プロの日。
前村に丸め込まれて真奈美さんが負けたというのはどうなのと
思いつつ、やっぱりAtoZが主戦場になるんだなぁと寂しく
感じつつ、そろそろノア観に行こうかなと思ってみたり。
ドラゲーは……がっちゃんたちがどうなるのかわかんないし。
むー。
んで、マガジン。
何と申しましょうか。
いいんですけど。
いろんな意味で『いいんですけど』。
ワタシ、今年は乱菊さんと
嶋本
さえいれば生きてゆける気がします。
しょーじき、カプサイシン(?)はどうでも良くなってきた。
乱菊さんさえ、嶋本さえいれば良いの。
全ては脳内が補充してくれるよ。
二人のオフィシャルな過去がわかれば同人やめても悔いは
ないくらい。補充いらなくなるじゃんね。



同人やめても悔いはない、っていう気持ちはサイト持った
ときから端々に登場してくれる気持ちで、「この人の○○
さえ読めればワタシそれでいいの」的な気持ちも含まれて
います。
ひれ伏したくなるくらいのもの、読んでみたいなぁと思う。
一度あったけれど、そういうのを乱菊さんで、嶋本で。
あのときはものすごくショックで立ち直れなくてもう書け
ないと思ったし、今その本貸してるんですが、もう一度
読んでショック受けてみようかなと思ってみたり。
「自分もこういうのが書きたい!」っていう憧れと妬みと、
羨望と尊敬と、もーごった煮になった気持ちに埋没して
同人をすることを考え直してみたいなぁ。



さー、これからどーなる。



>羽田視姦ツアー。
ままんち全員て、息子と嫁と姉さんと亜紀さん(て通り名
何)??泊まれなくもないけど、さすがに狭くなるよー。
だから姉さんちに誰か一人預かり置いてもらう感じがいい
かと思うの。
国の大学はワタクシ数学が苦手であきらめて、楽な道に
走った過去があります。嫁、すげーな!お受験のことは一応
考えて夏も冬もお塾には通っておりましたが、数学と英国
じゃワタシ、偏差値の差ありすぎたよ……


き あ ぬ