阿呆的日常 主にJとかプロレスとか。
アホラレツ|キノウ|アシタ
ロシア行きてぇ。
今、海外で一番行きたいところ。 誰か一緒に行きませんか?
それも真冬にv あぁでもクリスマス時期のフィンランドも捨て難いなー。 またサンタさんに会いたい。
北欧のオトコはカッコいいのも多いし。 目の保養になります。
たとえ鼻毛が凍っても。
残業中のきあぬサンを誰か癒して下さい。 たとえば司馬葵とか兎丸比乃で。
あーショーエイがいいかもしれない。 ショーエイとフィンランド行って、一緒に犬ゾリして、 サンタ村行って、オーロラ見て……
誰か、アタシを現実に 連れて帰って!
最初にロシア行きたいって言ってたくせに。
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春雨とはいえ、冷たさは冬に降る雨となんら変わらない。 強さはなくともただしとしとと、躯の芯を冷たくしていく。 そんな雨に打たれている姿が目に入ったとき、俺はすぐ 部屋を飛び出し、傍に駆け寄って早く家に入れと急かした。 まるで燃料が切れた機械のようにお前は動かなくて、俺は 強引に腕をとる。やっとのことで動いたお前をどうにか 玄関まで連れてきて、バスルームの棚からおおきなタオルを 出し、立ち尽くすお前にポイと投げた。
ポタポタと雫が頬を伝う。 いつから濡れていたのか、紺色のダッフルコートがさらに 深い色になっている。 クセのある髪が余計にくるくるとしているのが、身体中の 温度を全て下げているジローとはひどく対照的に見えた。
「コート脱げ。傘も持たずに何してたんだ」 「……」 「ったく、阿呆か」
動こうとしないジローに歩み寄って、コートを脱がせると、 それは雨を含んで重くなっていた。キッチンにいる(母親が 雇っている)お手伝いを呼んで、ランドリールームですぐに 乾かしてくるようにと頼む。俺が投げたタオルはジローの手の 中にあるままで、今度はそれを奪って濡れた頭を拭いてやる。
「風邪引くぞ。来週には部内試合があるってわかってんだろ」 「……」 「珍しいこともあるもんだな。お前が寝てもねぇのにしゃべ」 「跡部の部屋に行きたい」
ジローがふいに顔をもたげたから、俺はタオルで頭を拭く手を 止めた。だが、入れるわけにはいかなくて、俺は左右に頭を 振る。そう、さっきまで忍足がいた。一緒に帰ってきて、降り 出した雨に濡れて冷えた躯を内部から起こる熱で暖めた。まだ その名残がある、から。それをコイツに見られたからといって どうということではない、が。
「部屋はダメだ。リビングでいいだろう?少しあったまって」 「跡部の部屋がいい」 「ワガママ言うんじゃねぇ」 「忍足がいたから?」
そう言うとジローはすっと腕を伸ばして、俺を抱きしめた。 急なことに一瞬何が起きたかわからず、頬に、腕に、背に触れた ジローの躯の冷たさに抱きしめられていることに気付く。首筋に 触れる呼吸すら冷たく、ジローが芯から冷え切っていることが わかった。そして、ジローが忍足がいたと知っていることも。
「忍足の匂いがする」 「ジロー」 「髪とか腕とかから」 「ジロー!」
パッと俺から腕を離して、タオルを頭からとると、ジローは 笑った。いつものあの笑顔じゃねぇ。こんな顔、見たこと……
好き 好き 好き 好き 跡部が好き ねぇ跡部が好きなんだ 俺どうしたらいいかな もう止まんないよ 好き 好き 好きだ 好き 好き 跡部 止まらない 何回好きって言っても 気持ちが減らない 好き 好き 好きって言った分だけ気持ちが減ってくれるなら 俺何度でも言う そうしたら気持ちがなくなって 跡部のこと 好きじゃなくなるかもしれない でも ごめん そんなのムリ 好き 好きだよ 好き 心ん中でしか言ってなかったけど もうダメだ
真っ直ぐに俺を見て、数え切れないほど俺を好きだと言う ジローに、俺は告げる言葉がなく。泣きじゃくるように つぶやかれる「好き」は冷たさよりも暖かさが感じられて。 どこか空っぽのままの俺に沁み込むように。
好きってずっと言っててもいい? 跡部の部屋に入れなくていいから 今は何もいらないから ただ俺に 好きって言わせて ね それだけでいいよ 好き 好き 好きだよ 跡部
「好き」を教えてくれたのは。 「気持ち」を教えてくれたのは。 冷たい雨が告げた暖かい想いに、誰にも与えるはずのない ものと思っていた俺の心が軋み出す。 ジローが俺に好きだと言うたびに。 苦しくて、痛くて、切なくて。 忍足と躯を繋げても、この苦しさ、痛み、切なさからは俺は 解放されることがなかった。
交わすキスも、滑る指先も、貫く熱さも、どこか遠くなる、 そんな感覚が俺の中を去来し、ただ胸の一点だけが、無性に 何かを求め出す。
ジロー。 好きだと、俺に。 俺が好きだと。 何度言っても減ることはない、お前の気持ちを。
春雷。 俺が求めていたものは。
き あ ぬ
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