阿呆的日常 主にJとかプロレスとか。
アホラレツキノウアシタ

2001年09月28日(金) アゲハ蝶>不二*手塚<

「アゲハ蝶」企画で一番最初に書いたのは不二塚でした。
ワタシが初めて聴いて、浮かんだキャラが不二、手塚、
リョーマだったんですね。
それで、不二塚もしくは塚不二、不二リョで書こうと
思っていたんです。(企画発足前は)
だから、もしかしたら一番書きやすかったかもしれません。

手塚にとって不二はなんなのか。
不二にとって手塚はなんなのか。

どちらもがアゲハ蝶的な存在なんですね。
傷つけたくなくて、大切で、閉じこめておきたい。
手塚の場合は気持ちが不二の告白によって
変化していくわけですが。

抱かれたい。抱きたいけど抱けない。

好きだからできないこと、好きだからしてほしいこと。

そういった切なさみたいなのを、不二塚のアゲハ蝶に
託してみたんですすが、感じとっていただけたでしょうか?

不二のセリフは、実際ワタシが感じたことから来ていて。
昔。旧石器時代とかに。
カンタンだなって。そう感じて、その瞬間に後悔したことが
あったんですよね。
すごい好きな人だったのに、どうして後悔したのかと言えば
親友もその人を好きだったせいなんですが。
しかも、その人は親友の方が好きだったっていう。
でも、好きだったし、彼は親友を好きだと言ってたわけ
じゃなくて、こう闇雲に「好き」って気持ちひとつで
カンタンに済ませたところ、カンタンに終わったんです。
いやー泣きましたよー。これでも結構。
今では笑って話せることですが。

ってそんなワタシの過去はどうでもいいんですが、
それに不二をちょっとリンクさせたのかもしれません。
好きだから、本当に好きだから、カンタンには
終わらせたくないから。
傷つきたくなくて、傷つけたくなくて、
関係を持つことに、関係の終わりを感じてしまって。
そう考えると、書いてるSSってどっかしらに
ワタシの一端が表れてるのかもしれないですね。

うわ、最悪。

もう皆さん、うちのSS読みたくないでしょ?
怖いこと言っちゃったよ、ワタシ…


き あ ぬ