よるの迷走日記
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2005年05月14日(土) 悪魔憑きの母vs.デンジャラス・ビューティー

ずっと気になってた映画『ヤァヤ・シスターズの聖なる秘密』
をやっと最初から観ることに成功。
いきなり飛ばしますがこれ、ラブリーでとってもいい映画です。
全ての女性にオススメしたい。DVDになってるのでぜひ探して
観てください。
シッダ(サンドラ・ブロック)は演出家。インタビューで母のしつけが
厳しかったと言ってしまい、虐待を匂わせる記事が出たことで
母ヴィヴィ(『エクソシスト』のリーガンのママ)は激怒。
破った写真→破った初日の招待券→書き換えた遺言状
→日付と場所を消した結婚式の招待状という素敵な文通を経て、
絶縁状態に陥った母娘の仲を修復させようと、母親と生涯の
友情を誓った3人組「ヤァヤァ・シスターズ」が一肌脱ぐ、
というお話。
ヤァヤァズのキャロ役はマギー・スミス。ハリポタのマクゴナガル先生
などお堅い役のイメージが強い彼女ですが、ここでは
タバコの吸いすぎで肺を悪くして、酸素ボンベを持ち歩いているという
豪快な設定(笑)。普通の奥様は親友の娘にデートレイプで使う
馬用鎮静剤を盛って拉致ったりしませんよね。愛しい。
もう一人のティーンシー役は『アザーズ』で乳母役をやってた人。
一見おしゃれな南部の奥様のようですが、ヴィヴィと繰り広げる
カーチェイスのシーンはすごいぞ。

70近くなっても、人生を楽しみ友情を大切にし豪快に
生きてみたいもんです。理想だ。
もちろん生きていく上で人から傷つけられたり人を苦しめたり、
それが実母だったり我が子だったり、思うままに行かないのが人生って
やつなのね。
誰でも愛憎相克する母と娘の姿に結構身につまされるんじゃーないでしょうか。


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