よるの迷走日記
DiaryINDEX|past|will
| 2004年10月27日(水) |
砂風呂、温泉、リフレクソロジー。 |
祖母・母・娘三世代で温泉に行く。 行き先は北陸唯一の砂風呂がある温泉。 場所はクマの出没で有名な福光町。が、次もし行くことがあれば 確実に南砺市になっていることであろう。 途中福光美術館に寄る。ここはあの、棟方志功が戦時中 疎開したことで有名なので(それしか売りがないとか言っちゃいけない)、 当然彼の作品が多く展示されています。あと福光出身の 上村松園の兄弟子の方とか。 いやー、驚いた。はっきり言ってすんごいお金かかってそうな施設なのね。 建物の規模は富山市の近代美術館並みに大きいし。きれいだし。 庭もきれいに管理されていて、池には鯉もいっぱいいて(真鯉が多かったけど) そしてとーっても静か。……そりゃそうだろうよお客が私達だけなら。 平日の昼下がりとは言え、職員と客が同数なんてあんまりだ。 数日後から特別展をやるそうなので、ご近所の方はぜひ行ってあげて ください……。
宿に予定より早く着いたので、ラウンジでテレビ見ながらコーヒーを飲む。 崩落現場からの救出状況をずっとやってて、男児がハイパー救助隊に 抱かれて出てきたときには目を疑いましたね。 もう食い入るように見ちゃいました。
チェックインして早速砂風呂へ。これは宿泊料金に含まれてません。 フロントで申し込み、一人1200円。 全裸の上にレントゲン撮るときのようなガウンを着ます。 ちなみに更衣・シャワー室は別ですが砂風呂は一緒だった。 なのでカップルも行ける!(何か宣伝部長みたくなってきたな。) くぼんでるところに横たわると長靴のおじいさんが砂をかけてくれます。 横の横では横向きになりたいとか80のばあさんにたくさん砂を かけるなとかいろいろグランマがわがままを。 おじさん困ってるから、ばあちゃんほどほどにね……。 胸から上には砂をかけられなかったので、意外と苦しくありません。 あったかいぞ。20分して出たら真っ赤な足に無数の砂の跡がついてました。
ちょっと休憩して、救出現場からの中継をまた見る。 「女性の声」「三人分の心音」「ハンドルに絡まった腕に手を添えて 医師が状態を確認」などの情報があったので、最善の結果を 期待してしまったのですが……。 ハンドルが車外に出て、現場にシートがかけられて、中に担架が入って。 毛布で全身ぐるぐる巻きのお母さんが出てきたとき、え?と思いましたが。 救助隊員の丁寧な担架リレーに、状態は悪くても生きているんだと 望みをかけてました。
夕食前に大浴場へ。清掃、行き届いてて感じ良かったです。 でも、露天風呂のお湯は半分も溜まってなかった(笑)。 そういえば玄関に「清掃のため本日の日帰り入浴は3時半から」の文字が……。 でも5時でこれ?内湯はいっぱいで、気持ちよく入れましたが。 日帰り入浴の際には、事前に確認していった方が言いと思われます。 お食事は空いていた隣室で。これ、いいですね。 部屋食みたいに寛げるし、食べてる間に布団敷いてくれるから 戻ったらすぐのんびりできるし。
お母さんは残念なことに。お姉ちゃんはどうなのかなぁ……。 とにかく早く出してあげてほしいなぁ……。しかし 男児の救出から2時間後にお母さんが運び出されて、その後は ずっと難航しているようでした。頑張れハイパー救助隊。
リフレクソロジーを初体験しました。できればきれいなお姉さんが 良かったがやってくれたのはおじさん。 でも丁寧なお仕事だった気がします。 アルファ派が出そうな音楽がかかっているものの、ロビーの 和調のBGMと混ざってしまうのはどうかと思いましたが。 「肩、すごく凝ってるでしょ。」 何故右足の裏でそんなことがわかる? 左でやたら痛いところに顔をしかめたら、 「ここは腎臓とか副腎、むくみのところです。」 いやぁあああむくみっ! んーでも全体的にはすごくいい気分でした。今度から近場の ショッピングセンターとかに入ってるお店に行ってみようかと思います。
お楽しみは終わらない、最後には貸切の家族風呂も満喫しました。 しかしフロントの爺ちゃん耳遠かったなー。 電話して 「リフレクソロジー」 と言えば 「は?お風呂ですか?」 直接行って 「家族風呂」 と聞けば 「ビニール袋?ゴミ袋でいいですか?」 横にいたばあちゃんがフォローしてくれて、今二つとも空いてるからと 両方見せてくれました。一つはちょっと広めの家庭用風呂って感じ。 もう一つは窓もあって、小浴場という印象。もちろん広い方をチョイス。 お風呂+マッサージの相乗効果でしょうか、いつも冷えてしょうがない 足が朝までぽかぽかしてました。 あとは枕が硬すぎなきゃもっと良かったのだが……。
|