よるの迷走日記
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2004年05月05日(水) ラテンな聖女

『エビータ』を観る。知らなかったけどミュージカルが元ネタ
なので、ミュージカル映画だった。マドンナが歌いまくってるのは
当然だが、意外にもアントニオ・バンデラスが美声なのには
驚いた。最初吹替えかと思ったけど、全編歌ってるので
地声かな?

妾の子(でも同母兄弟たくさん。ラテンだ。)として生まれた
エバは15歳で最初の恋人(ラテンだ。)を頼って田舎町から
首都ブエノスアイレスに出る。その後も次々と男を踏み台にして
スターの座へと登りつめ、影の実力者ペロン氏と出会う。
政情不安定なアルゼンチンにおいて国民の支持を広く集め、
遂にはファーストレディーにまで登りつめる。
財団を設立し、庶民を救う活動をする一方で派手に着飾り、
豪華な宝石を身にまとう彼女。
政治にも介入し、副大統領の座をも欲するが失業率や財政状況は
悪化し彼女の人気も弱まっていく。しかし病に倒れ、
若くして亡くなった時には国中が悲嘆に暮れたのであった。
うーん、この盛り上がり方がやっぱりラテン。
「駆け抜けた青春」と言っても過言じゃないこのヒト、したたかで
タフで私は結構好きだなぁ。マドンナにあった役柄だと思うわ。



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