よるの迷走日記
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朝食を食べて出発。今日も暑く、冬彦さんは危ない。 第一目的地は東京たてもの園。今「千と千尋の神隠し展」も やってます。監督のイメージボードや背景、原画や動画全部。 封も切ってない安藤作画監督の給料明細とか、スタジオの 夜食メモ、スタッフの愛犬や子供の写真にもにやり。
たてものも面白いのばかりです。時間の関係で全部を 中までじっくり、というわけにいかなかったけれど。 ここはまた来たいですね。 あと欲を言えば、せっかく宮崎さんがデザインした マスコットがあるのだから、ぬいぐるみ(小)だの キーホルダーだの、ここでしか買えない限定グッズを もっとたくさん作って欲しい……。
つぎの目的地は東京都現代美術館。 そう、ナウシカからハウルまで、ジブリの作品の立体造形物展です。 受付で入場引き換え券を渡すとパスケースとミニミニポスターに 換えてくれます。私は千と千尋、妹は火垂るの墓でした。 と言っても見たのは美術館を出てからの話。 入場時間が決まっている予約制なので、同時間の人たちと 一緒にどやどやと会場入りするわけです。妙に興奮しちゃって 貰ったものを確認してる余裕なんてないない。さらに 興奮を掻き立てることには入るとすぐショップなんです。 でも一応自分を留め、ここで買ったのは限定物だけにしました。 筒入りのクッキー(中身はモロゾフ)と 「ハウルの公開まであと何日?!カレンダーシール」。 メインのハウルの城はやっぱりすごかったです。 顔をイメージしてるんですねぇ。気がつかなかった。 触れるのが嬉しいです。中の小屋みたいの覗いたり、ふふふ。 他の作品の展示法も凝ってます。壁に当時の映画広告とか、 新聞紙面が張り巡らされていて、つい読んでしまう(笑)。 ナウシカのイメージソング歌手は新人を公募してたのねー、とか。 「ラピュタ」ってジュースがあったの!?復刻版出してよ 味の素!とか。
それと各作品のイメージボードや登場人物設定。 宮崎さんや鈴木さんや高畑さんや糸井さんのメモ。 『トトロ』と『耳をすませば』のお父さんの設定がすごく よく似ているのが面白かった。「研究熱心で夢想的だけど、
大切なのは娘達を愛しているということである。」 これって宮崎さんのことなんだなと思いました。 でも欧米の父親じゃあるまいし、お父さんが息子達に 愛してるよって言えないから、設定を女の子にして。 勘ぐり過ぎかなぁ?
あ、一つむかついた事。あれほどダメと言われていたのに 展示品の写真撮ってた女がいたんです。もーカメラ構えてる 後ろから膝カックンしてやろうかと思った。
中庭が休憩所になっていて、ちっちゃい子限定で 猫バスバルーンで遊んでました。いいなぁ……。 写真撮影もできました。ぬいぐるみのトトロと 一緒にバス停で雨宿りのポーズ(傘も貸してくれます)と、 メイとサツキの家の絵の前で。 トトロには行列ができるほど。次の人がいるので 結構焦って撮ったら、……妹に怒られた怒られた。 苦手なんですよね、写真撮るの。好きなわりに。
会場を出て、ロビーでも湯屋の絵をバックに写真撮影可。 あと、ジブリ関連書籍やグッズがここでも買えます。 限定メダルのついたキーホルダーとかね。
ここからバスに乗って東京駅へ。バス停教えてくれた 警備員さん、「本数少ないです」って……。 30分に1本しかないうちから富山駅への便に比べれば 全然多いです……。 久々に長くて濃い2日間でした。妹とも危惧していたほどは 喧嘩もせずに済み(笑)。向こうは完全なる田舎者を 引き連れて疲れたでしょうが、お抱えエンジニアの慰労と すればこれで五分かな?こっち着いてからも 設定とか直したりしたし。楽しい旅でした。 また来れる……と信じたいな。半年後のことは 想像できませんが。
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