よるの迷走日記
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2003年03月12日(水) アフタヌーン・ティーに憧れて

最近イギリス旅行記とかよく読んでいて、
やっぱりどの本でも取り上げられているのが
アフタヌーン・ティー。
貴族婦人の間食から始まったお上品な午後のひとときです。
上等のリーフティーで入れたポットいっぱいのお茶。
(余談ですが英国で一番良く飲まれていると言っても
過言ではないのはPGチップスというティーバッグだそう。
スーパーで売ってる最もポピュラーな紅茶らしい。
誰かイギリスに行ったら買ってきてねっ。)
そして鳥かごのような3段重ねのプレートには、
ほろほろのスコーンにジャム、たっぷりのクロテッドクリーム。
ひと口大のキューカンバーサンドイッチ。
タルトなど、目にも楽しいケーキたち。ああ……。

――と言うわけで近所のお気に入りのお店に
「アフタヌーンティーセット」があるのを記憶の片隅から
引っ張り出し、延期さん
行ってまいりました。
ちなみに飲み物は紅茶以外もあって、ケーキはショーケースから
選ぶ仕組みです。これは食べ物のセットの時も同じ。
わくわくしながら待つことしばし。
お店のほとんどのお客さんが女性、しかも定休日が平日の
女性とか春休みの学生、という感じではなく主婦っぽい人達で
大変にぎやかな店内でしたが、さすがに三枚重ねを
ウェイトレスさんが持ってきたときは両方の席から視線を感じました(笑)。
一番下のプレートはサンドイッチ。
あれ、フランスパンだ。ちょっとトーストしてあったかも。
中身はトマトとサニーレタス。両面に塗ってあるのはマヨネーズ。
次にフルーツ。切ってあるのを彩りよく盛り合わせ。
ブルーベリーは冷凍のを解凍したやつっぽかったかなぁ。
ケーキは大人の味、と説明書きがあったとおり
すごいお酒の味がしました。
紅茶もちゃんとカバーをかぶせて砂時計と一緒にサーブしてくれました。
リッチな気分にはなったけど、量はうーーん。物足りなかったかな…。
このお店は夜になるとパスタ、ピザ、サラダ、ケーキのセットが
あるのですが。あのセットのボリュームとお値打ち感からするとね……。
付き合わせた側としてもちょっと悪い気がしてしまいました。
期待しすぎたのがいけなかったかな。

夜、母とその友達に連れられて『ダークネス』を観る。
母がトイレに行ったので端の席を空けて彼女が一番奥、
私が真ん中だったんですが、類友とはよく言ったものでこの二人、
ちょいちょい話し掛けてくる。それもあんまり声をひそめずに。
やーめーてーー。
しかし他の観客がほぼ無反応なのに急展開のシーンで
私達だけが大声をあげ、しかも私の声が一番でかかったので
結局自分が『ベスト オブ 映画館で迷惑な人』
に輝いてしまいました……。


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