よるの迷走日記
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夜、父がいきなり携帯メールの送り方を教えろと言ってきた。 家族の中で一番早く携帯電話を持ち、誰より使いこなせないで いる彼にどのような心境の変化が訪れたのであろうか。 もっともこういう方、最近多いらしいです。 孫とメル友になりたくなったとかね。
教えれば意外なほど簡単に、砂に水が沁みこむように 覚えてしまう人なんですが、その気になるまで すっごく時間がかかるのと、教える側に忍耐が必要なのが難。 「ちっちゃい“っ”の出し方」「カタカナ入力」「“。”のキー」 「カーソルの動かし方」「もう一度ちっちゃい“っ”の出し方」・・・。
苦闘の末、父はもう一人の娘とメール交換をすることに 成功したようだ・・・。得意げに「自分でやったんだよ」と 二便を送る父。さらに狭いながらも愛憎渦巻く我が家に 鳴り響く母の携帯の着メロ。このとき既に深夜。
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