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2004年12月10日(金) 真夜中の紅茶


「今夜会社の人達と飲むから遅くなるね」
主人のそんな連絡を受けたのは
夕飯が終了してからだった。
日々の疲れもあって早く床につきたかった私は
さっさと明日の支度をし眠ってしまった。


携帯のメール着信のマナーモードで
バイブにしているために
箪笥の上で箪笥の素材に反響している。
一瞬ビクンとしながらも目が覚めた。


メールに寄ると
行きつけのショットバーから帰るとの事。
珍しく目が覚めたので
暖かい紅茶を飲むために
お湯を沸かしながら彼を待った。


「食べ物のお土産は無いんだけど」
と手渡された一枚のCD。
ケースには久方に立ち寄った、
バーのロゴがカラーにて印刷されていた。
「奥様にどうぞ、ってさ」
ケースの裏面を見ると
知っている曲がズラリと並んでいる。
心地よく、その上体の中でゆったりと
またはリズムを刻んでいく曲ばかりだ。


そのお店は我が家から徒歩20分程の
繁華街の中にある。
40代後半のマスターが
一人で切り盛りをしているらしく
何度か主人が出掛けていて
「今度行ってみれば?」と
繰り返し彼に言われたものだった。
遅くなってもすぐこの家に辿り付ける場所だから。


しかし夫婦で一緒に行く事はできない。
どちらかが子供の面倒を見るため。
そう言っても何十年先のことではない。
いつか夫婦でバーのカウンターで
グラスを付き合わせることもできるだろう。


それでも少々時間がかかる話だ。
互いに一人で出掛けて時には仲間と出掛けて
夫婦が語らう場所を見つけておくのも
いいのかもしれないね。


真夜中に二人で
CDの奏でる音楽に耳を傾けて
二人で真夜中の熱い紅茶を飲んでいる。


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