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"RENEW!"
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実家へ行くと気になる漫画本があります。 父はあまり本は読まなかった人で、 美術本しか買わなかったのに たったひとつ手塚治さんの 「アドルフに告ぐ」という漫画本は 実家の本棚に並べられております。
オリジナルハード本4冊はとても存在感があるのですが、 今や文庫本で5冊になっているそうです。
内容は、 アドルフ・ヒットラーと ドイツ人の父と日本の母をもつアドルフと ユダヤ人の血を持つアドルフの 話は3人のアドルフの男たちの物語で、 手塚治さんの作品です。
アドルフ・ヒトラーが 実はユダヤ人だったというフィクション、 そしてゾルゲ事件、戦争など織り交ぜての 人間模様を描いたものなのです。
一度連載が終わったものの、 ハード本になるときに4冊目の内容は、 書き加えられたと、あとがきに書かれておりました。 手塚さんの熱い想いがこの物語に加わっているのです。
隠れて読んでいたのは、 父のものという本だったということ、 内容も週刊文春(だった記憶なのですが 間違っていたらごめんなさい)連載でしたから 大人向け漫画ということもあり 子供としては後ろめたさもあったから。
大人になってこの本について 父と語ることはしなかったのは 後悔の念が残りました。 素直に面白かったよって父に言えばよかった、と。
戦争反対という事より、 正義を翳した男がどのようになっていくのか、が 子供のときの記憶に残っており 実家へ行くと読みたくなるのです。
実家の本棚に置いてあり 子供心に帰れる場所である本。 そういう理由でも 「アドルフに告ぐ」が好きなのかもしれません。
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