子犬日記
むかしのことちょっと前ちょっと先


2005年09月01日(木) いじめ、のようなもの。

夏休み明け早々、子犬が腐っているので話を聞いてみた。

1 小学校のクラスメートに嫌がらせをされた。

2 学童で下級生に嫌がらせをされた。

1について。
当該児童についての芳しくない噂と言動は前から有名だったので、あまり驚かなかった。やっぱりきたか、というかんじ。去年児童がいたクラスでは、あまりのひどさに親が呼び出されて、被害児童の父兄と先生をはさんで直談判になったらしい。が、子供が子供なら親も親、「うちの子がそんなことするわけない」と暖簾に腕押しでつけるクスリはなかったと、やられた当事者が云っていた。うちのクラスは平和だったんだな。
悪業の詳細を子犬に聞くと、陰湿ないじめというよりは未就学レベルの痙攣的な暴力と嫌がらせがメインらしい。夏休み前からちらほら聞いてはいたし、三者面談では先生も当該児童について把握しているようだった。
とにかく、すみやかに事態の悪化を担任に知らせよと云って送り出した。帰宅して確認してみると「あ、先生に云ってないや。スポーツ大会だから忘れちゃった。それに今日はそんなにひどくなかったしさあ」って。いいのかヲイ。

2のほうが深刻かもしれない。
やはりこちらも、以前からしつこく悪戯や暴力をしかけてくる下級生が問題。常習犯で、先生も投げている感じ。
その日は、トイレでペンケースの中身をばらまかれて、大切にしていたペンがどこかにいってしまったらしい。さすがに怒った子犬が相手をつかまえてぶったところ、下級生が泣き、まわりと先生に責められた子犬もしくしく泣くという結果に。

彼は身体こそでかいが、怒れば瞬時に激辛レッドゾーンに達する親と違って気が長く、穏やかなコトナカレスキーだ。やられてもやりかえすことはない。
イライラした犬がやりかえせと怒鳴っても手を出したことはなかったのに、何度もしつこい嫌がらせをされてとうとう切れたのだろう。
年令的にも、保育園時代から十年間身を浸してきた「みんなで仲良く」を旨とする管理生活に飽きてきたようで、
「ぼく、もう学童に行きたくない」
むすっと一言。
どちらにしろ学童通いは来春でおしまいの予定だった。いろいろ思うところもあって、やめるのをすこし早めてもいいかなあと思ったり。とにかく、学校で嫌な思いをしたあとに学童でこれでは気が休まらない。というわけで、次の日は鍵を持たせて学校から直で帰宅させた。

いろいろあるな…。


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