ロシアンブルー - 2004年06月10日(木) 掛時計とサンダルとポータブルプレーヤーを修理に預けて、すっかり手元が軽くなる。時計の方は多分買った値段より高くつくけれど、気に入っているしどこを探しても同じのを見つけられないので、直して貰う他に選択肢がない。時計と靴の修理のお店はどちらも昭和で時が止まったような雰囲気、おそらく70はゆうに超えた、いかにも職人さんという雰囲気のおじいさん達が経営している。こういう人達が品物を見定める時の、鋭利でどこか慈しむような視線が好きだ、ずっとこうやって営業していて欲しいなと思う。プレーヤーを預けた家電屋さんの机の上には、びっくりするくらい大きくて毛並みのいいロシアンブルーがぎらりとこちらを睨みつけながら(見つめながら?)横たわっていて、人間よりそちらの印象が強烈。 -
|
|