蜜灯り - 2003年10月31日(金) ほの白く浮かぶまま花は蜜灯し 音もなく人を呼びよせている 夜の道 白き花咲き蜜灯りすれば音もなく人は呼ばれて ***************** **** ** * 新しいお着物が届く、この秋に作ってもらった桜色の付け下げ、細かい地模様の入った艶のある生地をそっと撫でると、つるつるした手触りが気持ちいい。同梱の金糸銀糸であでやかに刺繍された上等な袋帯はこの度祖母から贈られたらしい、受け取った旨とお礼を伝えようと実家に電話すると母が電話口に出て、「あれね、出来上がってみたらなかなかいいわねえ、あれ以外も色んな帯が合いそうね」と嬉しそうに言う。ああいう色合いは本当は母の好みとは違うので、今回は私の好みに副うために渋々折れてくれたのだけれど、縫い上がったのを見たら結構気に入ったらしい。祖母は旅行中でお礼が言えなかったから、また明日電話しよう。この生地の感じだときっと着る時にはするするすべって面倒だろうと思う、前もって一度くらい練習しておいたほうが良さそうだ。 -
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