夕暮塔...夕暮

 

 

きらきらと - 2003年08月26日(火)

きらきらと優しいだけの日々もあり あらゆる欠片は淘汰されゆく





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朝から電話してきた母は、悪性を疑われた黒子の切除手術を終えて自宅安静中。どうやら暇をしているらしい。
「新しい着物、何色がいい? 山吹色かな!?」
この問いかけ、はじめから思いっきり自己完結している。そう思ってちょっと内心嘆きつつ、ここで負けてはいけないと気を取り直す。山吹とか芥子色は母の好きな色だけれど、私はあまり興味ないし似合うとも思えない。「去年のがお抹茶みたいな色だったし、今度はクリームとか桃色がいいな…薄めな」 「…そう……クリームね、クリーム……」ちょっと残念そうに母は繰り返す、放っておくと限りなく山吹に近いクリーム色の付け下げが出来上がっていそうなので、近いうちに「淡い色で」と念を押しておくべきかもしれない。何しろ母のフットワークは軽い、気付くと勝手に「あら、もう選んじゃったわ」とかいう事になってしまう。


久々にレッドカレーを作った。筍や夏野菜を入れたいけれど残暑の中買い物に出るのが億劫で、常備野菜だけで作る事にする。玉葱とじゃがいもと挽肉だけのシンプルなカレー、残り数分というタイミングでココナツミルクとナンプラー、最後の仕上げにちょっとだけヨーグルトを加えたらじきに出来上がり。はあおいしい、自画自賛みたいでちょっといけないけど、きっとカレーというのは誰が作ってもおいしいようにできているのだと思う。


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