辛いニュース - 2003年06月11日(水) 「きよのさん、入院だって。結石が大きくなりすぎて、手術するって…」 「………うわ、とうとう、か…」 その後の言葉が見あたらない感じがして、複雑な顔になって黙り込んだ。 事態が悪い方に進めばこんな風になる、そんな曖昧な予期なら充分にあった、おそらくは誰の胸にも。だけど誰もがこんな事にならないように願っていた筈だった。あのプロジェクトが忙しくなれば彼女にしわ寄せが一気に来るだろう事は明白で、そうならないように周囲もかなりの注意を払っているように見えた。でもやっぱり結果はこうなのか。あんまりにストレートな展開過ぎて、私までじわじわとどこか痛くなってくる。彼女に全く非がないとは言えない、だけどそれはもう特定の行動というよりは、彼女自身の性質のレベルだ。「性格は変えられない、変わらないよ、でも、努力する事はできる」 彼女の言葉を思い出す、切ない、多分今はひたすらに自分を責めているんだろう。性格は変え難い、それは確かに正しい。だけどわかっていたって人はいつも繰り返し後悔したり苛立ったりするばかりで、その言葉に救われることはない。だからいつもこうやって傷つく。ずっと時間の過ぎたあと、残るのは傷跡だけじゃないと思いたいけど。 -
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