夕暮塔...夕暮

 

 

百年後 - 2002年12月08日(日)

この温き手のひらでさえ百年後 君のそばにはいられないのに



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初雪の欠片を捕まえて、深夜1人で満悦した。
滅多に出ないバルコニー、父から貰ったナイキのスニーカーをひっかけて、掌に舞い降りる結晶に感動する。ああ、とうとう来たのだ。 
初雪って、どうしてこんなに嬉しいんだろう。街灯の光の中、やや粗い雪はきらきらと私の指で解けている。足下にはまだ明るい色の銀杏の葉、だけどこれもその内に風に吹かれていなくなる。もっと、芯まで冷えればいい。余計なことなんて考えられなくなる位に。


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