もうじきだね - 2002年10月20日(日) 「あなたと、イタリアに行きたいな」 友人が満面の笑みで言う。その中に真剣さを感じ取って、私はとても嬉しいと思いながら少しだけ辛くなる。もっと時間のあった時に、本当に一緒に行けたら良かったのに。私と彼女は本当に仲良しだけれど、そういえば旅行の経験は少ない。お腹がよじれると真剣に心配する位に一緒に笑って、時にしゅんとして2人でへこんだ。彼女は好きになった男の人にあまり大切にされなくて、私はそれが辛かった。こういう人が軽んじられるという現実をどこかで理解しながら、それでも憤らずにいられなかった。それは多分、今も変わらない。 彼女は来月アメリカに発つ。心が幼くてきれいな人。無邪気という言葉。大粒の涙を思い出す、胸を締め付けられるような思い出、私はあの後水屋で1人で泣いた。 もうじき、このひとと会えなくなる。 -
|
|