Distortion
--夕闇どおり--
何を探していたの
何が要らなかったの
いつも手探りのままで
何一つ解らなかった
あの日から時が止まって
私だけ歩いている
遠く離れて
姿が霞みだした
枯れるほどに涙を流して
明けない夜を消し去っても
やってきた明日に形がなくて
気づいたときにまた泣いた
2006年12月29日(金)
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