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なつぴかの日記
なつぴか
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2012年02月05日(日)
『遥かなる時空の中で5』


親が入院中でもゲームはやっている。
ていうか、原稿などのエネルギー使う作業より、こういった小さな息抜きが必要だ。
というわけで。
前回夏コミ(過去だな随分)に友達から借りた乙女ゲー『遥かなる時空の中で5』を毎日少しずつ進め、このほどやっと、全エンディングコンプリート致しました。
ので、その感想を。

『遥か』シリーズは有名ですが、自分でやってみたことがあるのはDS版のファンサービスバージョンだけ。
そちらもけっこう楽しめたんですが、今回は時代が幕末とのことで、是非やってみたい!と思い、夏コミ会場に持っていていた友人に無理矢理頼み込んで貸してもらいました。

まずは全体の感想を。
美形がずらりと出てきてやはり女子には楽しいですね(笑)。タイプも各種取り揃えで。
史実の人物と架空の人物が出てきますが、最初はどうしても見知った名前に興味が行く。
が、やってみて続きが気になったのは架空キャラの章でしたね。
史実キャラは歴史事件に大きく絡む人ばかりなのでもちろん派手な展開が待ってて楽しめたんですが、架空のキャラは縛りがない分、自由な設定でエピソードが作られていて、純粋に展開を楽しみにプレイできました。
天海とか、チナミとか福地桜智とかね。
それと衣装。
これには毎度びっくりさせられます(笑)。
DS版である程度は免疫ついてるつもりでしたが、それでも今回も度肝を抜かれるデザインの数々。
いえ、いいんですけどね。ゲームキャラだし。

えーと、ともあれ、各キャラの印象をひとりずつ述べて見たいと思います。
エンディングをクリアした順に、好感度を☆で表示してみます(満点は☆5つ)。

チナミ(☆☆☆☆☆)
なぜか最初に章が開きました。本当はまずは主人公の物語をクリアしてから各キャラとの恋愛モードに移ろうと思っていたのですが、気がつけばチナミの章に入っており(本当に気付かなかった)、しかも何やらチナミ記憶喪失になったりしちゃって、「いいや!続き気になるし、このままチナミいっちゃえー!」と突き進んでしまいました(笑)。記憶喪失ネタに引っかかるなんて韓流ファンか!とツッコまれそうですが、もともとやんちゃタイプは好きですし、主人公に対する反応もいちいち可愛くて、やっててとても楽しかったです。現代服も似合ってていいですね。お下げも可愛いけど、ラスト短髪にしてたのがまた似合っておりました。

高杉晋作(☆☆☆☆)
2番目に行けたのがこの人の章。黒髪と黒い服でカッコいいなとは思っていましたが、存外に早く章が開いたということは、自分でも気付かないうちにこの人に好意的な選択肢を選んでいたのかしらね?? 主人公を名字で呼ぶのがまたストイックでカッコいいですなー。章の後半には名前になっちゃうんですけどね。ストーリィ的にも海戦や軍事行動の場面が中心で、幕末らしい時代の躍動感あふれる感じ。なんというか、男っぽい。余談ですが、桂さんもけっこう好きですよ。

主人公
チナミと高杉のエンディングを見たあと、主人公の物語を終わらせました。製作者の意図としては「主人公=プレイヤー(すなわちお客様)」として作ったのでしょう。まわりの美形達に思いっきりチヤホヤされ、天女のごとく女神のごとく神聖に大切に扱われ、どうかいー気持ちになって下さい、と(笑)。が、もし自分と重ねることに成功しなかったらイラっとくる女の子かもしれませんね。行動に衝動的で浅慮なところがあるので。わたしはまあ、嫌いにはならなかったけど。海外留学中という設定になっているのは、日本の歴史に疎いという事情が必要であるためでしょうね(そりゃそうですね、まだ日本史習ってない学年の女の子もプレイするでしょうから)。どうでもいいが家が妙に立派。

八雲都
女性なので☆はやめときます。でも好きですよ。最初に説明部分を読み落としたのか、途中まで女性だと気付かず男の子だとばっかり思ってました(笑)。よーく見ると確かに肩幅広くないし手の大きさも主人公と同じなんですけどね。中性的でカッコいいけど、イイ男はまわりにわんさといるんだし、もうちょっと女の子っぽくてもいいようなー。まあいっか。この人は主人公にとって頼りになるお姉さん的存在として登場しますが、話を進めていくと依存症だということが判明します。ちょっとビックリ。主人公に対して優しいのはいいけど、たびたび度の過ぎた甘やかしになってしまうのも病気のせいか。まあ、最後は自立してくれて良かったです。

沖田総司(☆☆☆☆☆)
最初見た時は「なんじゃ、この軟弱そうな若者はー!絶対好きになれん!」と思ったんですが。進めていくうちになんか行く末が気になって…。「感情がない」なんていういかにも2次元にありがちな設定にまた引っかかり(笑)、新撰組の近藤さんや土方さんとの絡みが楽しめたせいもあって、気がついたら高ポイントなキャラになっておりました。敬語を使う顔のきれいな男の子キャラは昔からあんまり好きではなかったはずなんですけどねー。不思議です。スチルも好きなものが多いんですよ、なぜか。他のキャラよりバリエーションに富んでる気がする。でも服装にはドびっくりです(笑)。新撰組の隊服もすげーですが、現代服も…あんまり似合ってないようなー…。髪型がアレだからか?

アーネスト・サトウ(☆☆☆)
最初は妙にひねたヤツだなあと思っていましたが、章を進めていくうちに愛着もわきました。ひねてるけど、それは差別によってそうなった結果だし、たぶん元は素直で純粋な人だろう。歯の浮く台詞もカッコいい(笑)。見た目も色合いが明るくて綺麗ですよね。服装も西洋服なので他のキャラに比べると普通に近いし。ストーリィ的な部分では、薩長同盟などはこのゲームの中で何遍結んだかわからんが、この人の章の運びが一番楽しめた。歴史ストーリィと言っても異世界の幕末だし、史実と同じじゃないんですけどね。だから、また別の楽しみを感じることが出来たのかな。

小松帯刀(☆)
すんもはん…。わたしには彼の魅力が今ひとつ理解できず…。ちょっと手厳しい物言いなんかは好きでしたが、恋愛モードに入ると…。なんかあんまりそのー…。ときめきなかったです。手練手管のツワモノが純粋(で鈍感)な主人公にだけは翻弄されてしまう、という設定ですが、主人公が鈍感すぎるのにもついていけなかった。彼個人は決して嫌いじゃないです。

坂本龍馬(☆☆☆☆☆)
好きなのになぜか章が開くのがかなり遅かった。まあ、お楽しみはとっておくということで。この手の明るく前向きエネルギッシュなキャラをわたしが嫌うわけがないのだ。歴史人物としてもスターだし。そういえば、史実でお龍がやったエピソードを主人公がやってましたね。よく考えたら他の八葉にも妻も妾もいない…。まあ、乙女ゲーの鉄則なのだろう。ちなみに龍馬が主人公を「お嬢」と呼ぶので、わたしはなぜか勝手に千葉佐那を連想していましたが、他の女が登場するわけもなく、それは主人公本人だったのでした。言葉遣いもこの人だけくだけていて、そこも良かった。どうせなら土佐弁でもよかったんだけど?

福地桜智(☆☆)
笑えるというか、ウザ可愛いというか…(笑)。まあ、嫌いじゃないです。日記とかの細かいお笑い要素には事欠かない人物。「鬼」の位置づけがイマイチ判らなかったが、シリーズ通して存在する設定らしいので、前作をやっていればわかり易かったのかな。身体の傷が神子に移ってしまう話はなかなか痛々しくて続きが気になりました。

桐生瞬(☆☆)
攻略が妙にややこしく、一番最後まで章が開かなかった。タイプとしては、カッコいいとは思うけど、クールなお兄さん系は昔からあまり萌えないんです。兄弟同然に育ったのに主人公に敬語を使うのが最後まで違和感あった(まあ、「星の一族」だからなんでしょうけど)。ただ、最後に消滅してしまったのには「そんな、悲しい…」と思いましたな。まさに滅私奉公。現代服は一番まとも。幕末服は鼓笛隊っぽい。

天海(☆☆)
存在がそもそも浮き世と離れているので好きとか嫌いとかあんまり考えなかったキャラですが。登場してくるとどーしても「面倒くさい」感があって…。ただ、本人の章に入りますと「ああっ、そういう事情だったのね!」効果でかなり同情ポイントが上がりました。しゃべりが妙にゆっくりで(雅なのか?)、ボイスが入っていてもどうしても飛ばしてしまって…。あ、いえ、声優さんが嫌いなわけではないですよ(てか、声優全般詳しくないし)。

四神(☆)
まあ、オマケですからね。贅沢は言いません。各キャラ3回ずつイベントが発生しますが、玄武と白虎などは予想してたより面白い内容でした。

以上でございます。
女性ゲームだけあって、全体イメージが蓮の花と雪の結晶のモチーフで飾られており、殺伐とした時代のはずなのにきらきらと綺麗でした。
あと、背景の絵が好みでしたね。
リアル過ぎず濃過ぎず、ていねいな漫画絵のバックに水彩で色づけした感じ。建物も、自然物もね。
ついでに戦闘で現れる敵の絵もなんというか、雅でした。

パラメータ表示などは、ちょっと改善して欲しいところも。
全員のレベルがムラなく上がるように気をつけてたのですが、
レベルのゲージが全員一緒に見られる画面が戦闘終了画面だけなのが不便でした。
まあ、戦闘に重きを置くゲームではないですけどね。
戦闘がシンプルなこと自体は有り難かった。
面倒ですからね、戦うのって…。

他の乙女ゲーは大昔のスーファミ初回アンジェリークしかやったことないですが、
他にも面白そうなものがあったらやってみてもいいかもしれません。
なかなか楽しめました。