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なつぴかの日記
なつぴか
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2010年03月30日(火)
『龍馬伝』


今年の大河は幕末モノ。
幕末だと思わず見てしまう。
といっても、最終回までちゃんと見たのは『獅子の時代』と『篤姫』だけなんですけど。
今回の龍馬も開始して3ヶ月経ちますが1話も逃さず見ています。
今のところ面白いと思います。
オープニングの龍がゲーム画面みたいだけど。
でも、全体の演出とか美術とか音楽とかはいいなと思う。
脚本については良い時と「?」な時がありますが、次週を楽しみにしている自分がいるということは、良いと感じている時間の方が長いということだろう。

先週で第1章が終了しましたが(いつから章で分けるようになったのだろう??)、これまでで一番印象に残ったシーンは、龍馬と桂小五郎が黒船を間近で見るシーンですね。
当時の日本人は動く人工物であれだけデカイものは見たことなかったと思うんですが、その衝撃がダイレクトに伝わってくるシーンでした。
「あれの前では刀など縫い針じゃ」という言葉が、外国の先進っぷりを肉眼で見た者の心情をよく物語っている。
これで龍馬は薩英戦争に先んじて‘攘夷してる場合じゃないぜよ派’になるかと思いきや、さすがにそれは早すぎであった(笑)。
そりゃ確かにそうなんですが‥‥それにしてもそれ以降の龍馬の攘夷・開国に対する考えがわからんです。
結局、黒船ショックは「剣の稽古をすることに疑問を持った」→「でも迷いは吹っ切れた」という自分探しのエピソードに使われただけのような。
武市半平太らの攘夷熱に違和感を持っているらしい描写はあるものの、なぜ皆のように熱心になれないかハッキリわからないし、それでいて皆の熱意に押されて土佐勤王党に入っちゃうし。
迷いがあってハッキリできないのであればその迷いの部分についてどう迷っているのかわかるように描いて欲しい。
土佐を脱藩した動機もちゃんと語られていない。
「龍馬は土佐に収まりきる男じゃない」みたいな乙女姉やんのセリフがあったけど、そりゃ未来を知ってる人が書いてる脚本だもんね、くらいにしか思えない。
これまでにも時たま「土佐のことだけ考えてられない」というような大局見てるっぽいセリフはあったけど、そのセリフ自体「いつからそう感じてたわけ?」と問いたくなるような唐突な感じがしないでもなかった。
捕らえられれば死罪という脱藩。
それほどの危険をおかした動機が説得力を持って描かれていないのは非常に残念です。
(注・史実がどうだったかはこの際置いておく。本作品内での整合性の話)

あと、印象に残ったといえば、吉田東洋の暗殺シーンかな。
ていうか、吉田東洋様そのものが凄かった。
お顔の陰影といい、「儂は天才だから何をしても許される」と言い切るド迫力といい、
とにかく凄みある演技でした。
画面にお出ましになると思わず正座しちゃうのでした(笑)。

あと、岩崎弥太郎。
今のところ凄まじい野心家というか、ちょっぴり意地汚いというか、とにかく強烈な個性を持って描かれてますけど。
大河ドラマで実業家が副主人公になるのは珍しいかと思うので、今後の出世っぷりが楽しみです。

ところで、今の時代劇って髪型がリアルですね。
‥‥いや、リアルかどうかはその時代に行ったことがないのでわかりませんが、髪質も髪型も月代の形もけっこう各自まちまちでリアルっぽい。
女の人も昔はスポッっとカツラをかぶせていたものでしたな〜(おでこの形が皆同じだった)。

映像も綺麗ですね。
大道具小道具がイイ感じで、つい画面のスミまで見てしまう。
坂本家の龍馬の部屋がロフトになってるのも面白いですね(一種の屋根裏部屋?)。

さて、土佐を離れ、いよいよ第二章ですが。
‥‥ていうか、この「章」って何ぞな?
計算すると1年間で第4章まであることになるけど。
10月頃になったら民放みたいに「最終章プロローグ!」とか訳のわからんアオリ文句が予告編に踊っちゃうのかな。
(全9話程度の7話くらいで「最終章」とか銘打ってるようなヤツ。最近多いよね〜)

まあ、いいや。1年間見続けたいと思うので、今後も頑張って欲しいです。