えー、そんなわけで「アンティーク」。だいぶ時機を逸してしまった気もするんですが、「書くと言ったんだから書け」と尻たたかれたので書きます(笑)。 えーと、わたしはドラマから先に見たので原作は「なるほど、これがあのドラマの原作」という位置付けで読んだわけなんですが。原作から先に読んでいたら「これじゃ違うやん〜」と思ったかもしれません。一番「違う」と思ったのはキャラの個性の濃さと、それを中心とする話の構造です。まあ、仕方ないことではあるのですが。 今の少女漫画はキャラ重視型のものが多いと思いますが、中でもこの「西洋骨董洋菓子店」はその最たる例といえると思います。キャラの個性と描写が面白く、ストーリィは起承転結いうより‘ノリ’の流れに近い。それだけにキャラ立ちは秀逸で、メインはもちろん、ゲストキャラやら2コマだけのエキストラにいたるまで、即座に愛着が湧いてしまう魅力があります(サンタ姿のオーナー見て満面の笑顔で「全然似合ってないね」と言ったおじさんがわたしは好き…)。 『アンティーク』も連ドラの中ではキャラ(役者)中心型だったと思いますが、それでも54分持たせる構造として「事件が起きて、主人公達が巻き込まれて、それを解決するためにがんばる(この話の場合は常にケーキ作り)」という軸が必要になる。原作で毎度毎度これをやったらあの独特の持ち味が台無しになりますが、連ドラに仕上げようと思うと1話完結ハートフル系お仕事ものとしてまとめるのが定石みたいで。「ケーキ屋さん」のお話である以上、毎話メインとなるケーキが必要になりますし…。その結果、原作の持ち味とはだいぶ違った仕上がりになりましたが、それが原作にとって良かったのか悪かったのか…(まぁでも、やはり結果的には良かったんじゃないかなーとわたしは思います。それについて書くと長くなるので割愛しますケド)。うーん、けっこう原作付きドラマの作り方についていろいろ考えた作品でした。 あ、ドラマ最終回は賛否あるらしいですが、わたしはけっこう楽しみました。微妙に違う同じシーンがくりかえされ、それが桃子のインタビューだと気がついたのは小野と話してる時(カメラの反応が桃子だったから)。みんな勝手なこと言ってておもしろかったです。でも、最後、お店は洋菓子店のまま続けてて欲しかったですケド。 以上、なんだかまとまってませんけど、ワタクシの感想でございました。
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