|
みかんのつぶつぶ DiaryINDEX|past|will
![]() 冬の朝の寒さで緊張した空気が好きだ。夜と朝の匂いが混ざる時間。 その空気のなか、凛とそびえる富士の姿に、昇る朝陽が祝福をするかのように燦燦と。 夜の横には、朝が横たわっていて。 朝の向こうには、夜が闇を抱えて待っている。 朝を迎えて人は街は動き出し、 人が動けば、様々な出来事があり。 抱えきれないほどの苦悩を抱えて夜を迎え、 明けることのない心を持て余しながらも、 また朝がくる。 何千年も前から、 夜があり朝があり、人は動き人は眠り。 歴史は、繰り返す。 血は途絶えず、新たな歴史を造るために朝を迎えるのだろう。 それは、とっても自然なことであって、 だから、死は、自然なことであって。 そうなのかな、とか、深呼吸をしながら迎える今日という日。
|