みかんのつぶつぶ
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2001年09月18日(火)

173日間。
がんセンターでの生活が終わった。

お別れする日になってわかった…色んな人が別れを惜しんでくれることに。
そこに生死は関係なく、よくガンバッタという共有する想いが胸に迫るのだ。

色々と想いはあるけれど、何せ歯痛がひどくって、また改めてまとめてみよう。


古巣のK病院、ここに帰ってこられるとは想っていなかった。

彼が意外にも元気な姿で現われたことに、
主治医をはじめ、みなさん驚きを隠せない様子だったし(笑)
いや・・・ホント、うろたえていたし。

てっきり救急車で搬送されてくると決めこんでいたらしい…( ̄∇ ̄;)

ここのスタッフは恐らく、抗がん剤治療の経過観察などには慣れていないからなんだなぁ・・・きっと。

あのねー、彼が陥ったような危険な状態の患者は日常茶飯事なんだよー…がんセンターではね…
もっともっとなんだからー…(泣)

ほんとに。
もっと苦しんで、
もっと悲しんで、
そして、
ひと夏で終わってしまう蝉のような
そんな一部始終が
あっちの病室、こっちの病室で
生活のなかに
ルーチンワークのごとく
展開されているんだよ。

がんセンターは、神聖な匂いがする場所だったなあ・・・
うん・・・


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