chu*lip★diary!!
HomeBbsDiaryINDEX<<>>

2007年10月03日(水) 悪夢は突然やってくる



これがそのロックハート城。
記念撮影には、もってこいの場所。
そう。悪夢はまさにこの場所で起きてしまったのです。



ロックハート城をバックに、
記念撮影をしようと周りを見渡すと、
丁度イイ場所に腰の高さぐらいの樽が♪
これにワンズを乗せて写真を撮ろうと言うことになり、
まずは、こてこなを樽の上に乗せて撮影大会。

じゃ次は、ぽあぽあの番ね〜♪って、
その樽の上にぽあぽあを乗せて、
お城をバックにシャッターを切ろうとした、その瞬間!
ぽっくんが、その樽の上から、
勢いよく地面に飛び降りてしまったんです。

こてこなの写真を撮ってる間も、
こなちゃんと遊びたくて仕方ないぽっくんは、
樽の下でぴょんぴょん跳ねてたし、
きっとこなちゃんと戯れたい一心だったんでしょう。
思いっきりダイブしてしまったんです。

固いコンクリートの上だったので、
一瞬、ヒヤリとしたものの、平気そうだったので、
「写真撮ってから、後で思う存分遊ぼうねー」
ってもう一度ぽっくんを樽の上に乗せたのだけど、
んん?ぽっくんの様子がどうもおかしい。

背中が"く"の字に曲がってて、ちゃんと立てない様子。
とっさに抱き上げて確認すると、
右の後足が見たこともない方向に折れ曲がって、
ブラーンと力無く垂れ下がってるんです。
「ほ、骨が折れた!?」一同大騒ぎ。

そして、目を見開き、口を半開きにしたまま、
痙攣し始めるぽすくん。
明らかに尋常じゃないこの状態に、私の頭はパニック。
こてこな家も、突然のこの事態にとても動揺し、
とにかく日陰に移動しようと誘導してくれたのですが、
その時、ぽっくんの口から血がたらーん…。
「な、内臓破裂!?」これはただ事じゃありません。

こてこなママが、「とにかく病院に行こう!」と、
駐車場へ誘導してくれ、
ケンヤちゃんが一足先に急いでフロントへ行き、
近くの動物病院を探してくれました。

しかし、こんな山奥の辺鄙な田舎で、
お盆休み中に営業しているような動物病院なんて、
そうそう簡単に見付かるものでもなく…。
何も出来ないまま、時間だけが無常に過ぎていき、
私はもう本当に顔面蒼白になってしまいました。

こんなことになったすべての責任は私にあるので、
軽率だったと、物凄く後悔したし、反省しました。

そんな痙攣している状態でも、
まだこなちゃんにヘコろうとするぽっくん。
(物凄い執着心)
なので、ぽっくんだけ車内へ隔離することに。

ごめんね、ぽすくん。私の所為でこんな事に…。
嘘であって欲しい。悪い夢であって欲しい。
神様、どうかぽすくんを救ってください。



…どれぐらい待ったでしょうか。
車内から、旦那様とぽっくんが外に出てきました。

その姿を見て、私もこてこなママもビックリ。
ぽっくんってば、ケロリとした表情で、
嬉しそうに私達の元へ駆け寄って来るではありませんか。
足取りも軽やかで、いつも通りの正常な走り方。
さっきまでのが夢なのか、今の光景が妄想なのか、
一瞬判断できませんでした。

自分の目を疑ったけれど、でも痙攣も治まってるし、
口の出血も止まってるし、後ろ足もしっかりしてる。
どうやら飛び降りた衝撃で、唇を切っただけだったみたい。
後ろ足は、一時的にショック状態だったようです。
よよよ、よかったぁー。(涙涙涙)
本当に本当にホッとしました。

ケンヤちゃんが、「隣の市まで探したんだけど全滅だった」
って真っ青な顔して走って戻ってきたのだけど、
元気そうに走り回ってるぽっくんを見て拍子抜けしてました。
(本当にご迷惑掛けちゃってすみませんでした)

そして、こなちゃんとの戯れタイムが中断されたぽっくんは、
それを取り戻すかの如く、さっきまでがまるで嘘のように
元気いっぱい更にパワーアップしてヘコりまくり〜!?
無敵ぽす男、完・全・復・活です☆

あーもう、本当に心臓が止まるかと思いました。
私の寿命、あれで確実に減りましたね。
奇跡なのかな。護られているのかな。
とにかく、心からありがとう…。

DiaryINDEX<<>> MailBbsHomeetsu*


∴mobile?→http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=36294
music by Sora Aonami



Copyright (C) 2003-2010 etsu*, All rights reserved. ∴ chu*lip