きょうは「仕事始め」という方が多いんしょうか。我が家はまだまだ、まったり・・・・午前中なにげにTVをつけたら手塚治虫の『ジャングル大帝』をやっていたんです。月光石を探す人間の為にレオが険しい山を案内するんですけど次々に人は死んでいくし、最後には人間の為にレオ自身が死ぬんですよ。自分の肉を食べ、皮をまといなさいと言い残してね。「・・・・・・」朝からちょっと重すぎるよなぁ。レオの犠牲のくだりは、おそらく仏教の話からヒントを得たもの。手塚氏は『ブッダ』という作品でも確か冒頭にこの話しを載せていた思います。人間の為に狩をして食物を調達てきる他の動物達(忘れちゃったけど、犬か狐か鳥)を前に何も捕って来れなかったうさぎが自らの肉を食べてほしいと焚き火に身を投じる話なんです。この話って、私達に何を問い掛けているんでょうかねぇ。犠牲的精神の尊さ? そんな単純なものじゃないと思うんですよ。いつ触れても涙が溢れてくるこの話が語りかけてくるものこそ生の意味そのものなんじゃないでしょうかねぇ。そんな事をつらつら考えていたらこんな時間になってしまいました ^^; (11:55am)