りとるのひとりごと。
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夜、仕事から帰ったら愛猫の顔が巨大化していた。
不審に思い触ってみると、明らかに右側が腫れている。
そうこうしているうち、猫は顔に違和感を感じたのか、 しきりに顔を洗う仕草をし始め、頰から何やら飛び出して来た。
触ってみると、膿の混じった血液だった。
強烈な異臭を放っている。
次第に膿混じりの出血が止まらなくなり、 拭いても追いつかないほど、ボトボトと垂れた。
猫の表情は薄目を開けてじっと耐えているようだった。
もちろん何も食べず、垂れ落ちた臭い膿を ペロペロと舐めていた。
お腹の腫瘍が転移して自壊したのかと思い、 涙が溢れて止まらなかった。
翌日、猫の鳴き声で目が覚めた。
昨夜は鳴かなかったのにと思い見てみると、 顔の右側がえぐれていた。
モフモフの毛は血で固まり、痛々しい状態ではあったが、 昨夜よりずっと元気そうだった。
病院に連れて行くと、傷を見た先生が一言、 これは歯が原因ですね、と。
指で口を広げると、奥歯から出血していた。
どうやら感染症にかかっていたようだ。
ひとまず2週間効く抗生物質を注射して様子見となった。
帰宅すると餌をモリモリ食べた。
ちょっと安心した。
また1週間後に病院だ。
家でも職場でも辛いことばかりだなー。
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