りとるのひとりごと。
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2018年10月10日(水) 愛猫の異変

夜、仕事から帰ったら愛猫の顔が巨大化していた。

不審に思い触ってみると、明らかに右側が腫れている。

そうこうしているうち、猫は顔に違和感を感じたのか、
しきりに顔を洗う仕草をし始め、頰から何やら飛び出して来た。

触ってみると、膿の混じった血液だった。

強烈な異臭を放っている。

次第に膿混じりの出血が止まらなくなり、
拭いても追いつかないほど、ボトボトと垂れた。

猫の表情は薄目を開けてじっと耐えているようだった。

もちろん何も食べず、垂れ落ちた臭い膿を
ペロペロと舐めていた。

お腹の腫瘍が転移して自壊したのかと思い、
涙が溢れて止まらなかった。

翌日、猫の鳴き声で目が覚めた。

昨夜は鳴かなかったのにと思い見てみると、
顔の右側がえぐれていた。

モフモフの毛は血で固まり、痛々しい状態ではあったが、
昨夜よりずっと元気そうだった。

病院に連れて行くと、傷を見た先生が一言、
これは歯が原因ですね、と。

指で口を広げると、奥歯から出血していた。

どうやら感染症にかかっていたようだ。

ひとまず2週間効く抗生物質を注射して様子見となった。

帰宅すると餌をモリモリ食べた。

ちょっと安心した。

また1週間後に病院だ。


家でも職場でも辛いことばかりだなー。


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